ほぼ遅延なし、インターネット生放送サービス「beam.pro」について

ネットで生配信って見てます?
僕は最近たまにPeriscopeだったり、好きなマンガ家さんの生放送をみたりするようになって、「ああ、みんな夢中になるのがわかるなあ」と納得しているところです。

さて、そのネット配信サイトに関して黒船が現れた、革命だ!と思ったことについて。
その名も「beam.pro」というサイトである。なにがすごいってとにかく低遅延なのだ。

beam.pro

スポンサーリンク


目次

目次へ

遅延がなさすぎて怖い

多くの配信サイトは、放送している人がなんらかのアクションをしてから数秒のラグというのが生まれる。それが当たり前だし、ネット生放送ってそういうものだと思ってたのだけど、beam.proではちょっと違う。

この動画を見ていただきたい。

www.youtube.com

右側が配信ソフトで、左側がネット経由で放送されている画面である。配信ソフトでの動きがほぼリアルタイムで放送に反映されているのが確認できると思う。

これにチャット読み上げ機能をくっつけると、文章を打ち込んでエンターキーを押した瞬間に音声が再生されるような感覚がある。
イメージとしてはほとんど電話をしているくらいのタイムラグだ。

beam.proを使うためのあれこれ

ただ、この遅延が少ない配信を使うためには、いくつかの乗り越えるべき課題がある。

配信ソフト

配信ソフトの大手としてOpen Broadcaster Softwareを利用したobs-studio-ftlを使用する必要がある。操作方法に関しては通常のOBSとほぼ変わらないので、通常版OBSを使っている人は特に問題なく使えるはずだ。

日本語環境のなさ

また、ウェブページが全部英語なので、放送を開始するまでの手順を確認したり、埋め込み機能にたどり着くまでにちょっと苦労するかもしれない。

ログインしないとチャットに参加できない

さらにbeam.proのチャットはログインしないと利用できない。現時点であまり有名でないサービスなので、アカウントを取得してもらうのも大変だと思う。

単純にページが重い

beam.proは公式ページが豪華絢爛で重たい。だいたいニコニコくらい重たい。

配信ページを作ろう

こうしたもろもろの問題を解決すべく、僕は動画埋め込み機能を利用して、自分で配信ページを作成した。
自前でページを作成してしまうことで、チャットログイン問題とページが重たい問題については解決できる。

動画の埋め込み

まず、重たいサイトからおさらばするために、配信画面だけをページから切り出す必要がある。

チャンネルを開設して、配信を開始。配信画面を右クリックをすると「copy embed code」というのが出てくるので、それをクリック。iframe形式の埋め込みコードがコピーされる。
しかし、その状態では正しいコードがコピーされない(2017/03/13現在)。
コピーしたコードの末尾、「undefined」の部分を自分のユーザー名にしたものが正しい埋め込みコードとなるので注意が必要だ。

Ustreamチャットを埋め込もう

完全に消えかかっているUstreamであるが、チャット機能はわりと優秀だ。

Ustreamのチャットを埋め込むことで、いちいちログインせずに書き込みができるようになるし、チャットに書き込まれた文言を読み上げられるようになる。
beam.proに関する日本語の情報はまだまだ少ないが、Ustreamのチャットの読み上げに関しては日本語でたくさんの情報がある。この記事がわかりやすかった→DoYouWannaDance 棒読みちゃん@ustream

Ustreamのチャット埋め込みはこちらからできる。

あとはこれらをまとめた配信ページをサーバーにアップしてしまえば軽くて高機能な配信ページを作成することができる。
少しばかり知識が必要であるが、ほとんどコピペするだけでなんとかなるし、HTMLの基礎知識があればささっと作れるのではないだろうか。

僕は配信ページを作ったものの、配信するコンテンツがないのでなにもしません。以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA