VivaldiがMastodonインスタンスを立ち上げたので、本格的に移行してみようと思った

最初にMastodonが話題になったのは2017年のこと。そこから早くも5年が経過。かつての熱狂は過ぎ去り、巨大インスタンスが企業の元に渡り、個人の運営する中小インスタンスは細々と運営されているのだった…

という感じだったのだけど、このところTwitterの先行きが不安になることがことごとく発生しており、いざという時のためにTwitterからの脱出先を考えなくてはならないなと感じることが多くなり、その第1候補はどうしたってMastodonになる。

Twitter上では「イーロン・マスクのTwitter改革案は極めて妥当!キラキラ系Twitter社員が追い出されてワロタwww」みたいな風潮がある。だけど僕には昼から酒をかっくらっているキラキラ系Twitter JP社員の皆さんと、ドナルド・トランプをTwitterに呼び戻したがっているイーロン・マスクの頭のお花畑度はそこまで大差ないように感じられる。
地獄からさらに質の悪い地獄へと向かっているようにしか見えないのだ。

そんな中、僕が好んで使っているウェブブラウザの「Vivaldi」が自前のサーバーを設立。
ブラウザの中にメールクライアントやカレンダー機能を組み込み、さらにSNSも運営することで、ビッグテックの代替として機能しようとしているわけですね。

Googleのサービスにどっぷり浸かっているし大好きではあるものの、完全に両足を突っ込んでしまうというのもよろしくない。僕はVivaldiにかなり肩入れしている。あとMozilla。
そんなVivaldiがインスタンスを立ち上げる!ということで、2017年のブーム以来、久しぶりにMastodonのアカウントにログインして、インスタンスを乗り換えてみた。

今現在気になっているMastodonとTwitterの大きな違いは、投稿の全文検索ができないところだろうか。同じ趣味の人を見つけるには、それなりにあちこち動き回らないといけないので、なんだか敷居が高いサービスな気がする。
炎上だったり無駄ない諍いを減らすためということだが、それと同時になかなか同好の士を発見することが難しいのだ。楽しさがわからないままにフェードアウトしていく人も多いだろう。
最初にどこのインスタンスでアカウントを作成するかによって、なんとなくの方向性が決まると思うのだけど、そのインスタンスが存続するかも含めていろいろとまだ不透明な部分は大きい。まあ、閉鎖する前に他のインスタンスに移行しちゃえばいいんですけどね。

Twitterと比べてやはり難しい部分はあるんだけど、それでもイーロン・マスクの元であれこれやるよりは、よっぽど健全な選択だと思う。
なにより、10年以上やっていたTwitterでのつながりが永遠に失われる可能性があるわけで、僕の知り合いみんなMastodonに移行してくれないかなと半ば本気で思っている。

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