検索エンジン「Neeva」シャットダウン…次は「Ecosia」でも使おうか

半年ほど前に「Neeva」という検索エンジンのサブスクライブに登録した…という話を書いたんですけどね。

検索エンジン「Neeva」にお金を払ってみた

終わるらしいですNeeva。採算が取れなくなったので検索事業から撤退するとのこと。あらびっくり。
たしかに周りに使っている人はいなかった(Mastodonのタイムラインに一人だけいたけど)ので、まあそうもなるよなあと。ビッグテックに対抗した形だったけど、BingもGoogleも最近はAIを前面に押し出してきていたし、そこに太刀打ちするのは難しかったのだと思われる。残念。試みとしてはおもしろかったんだけどなあ。

しかしNeevaが無くなるからといって、生活から検索エンジンがなくなるわけではない。新しい検索エンジンを検討せねばなるまい。
乗り換え先として一番強力なのはもちろんGoogleなのだけど、僕はパソコンでも他のプラットフォームでもVivaldiというブラウザを使っている。Vivaldiの収益源のひとつとして「デフォルトで搭載されているパートナーの検索エンジンで検索を行う(ただしGoogle以外)」というのがある。
メインで使っているMastodonサーバーの運営がVivaldiだったりするので、できることならそこに協力したい。

次のデフォルト検索エンジンはどうしよう

その上で候補となり得るのは…DuckDuckGo、StartPage、Ecosia、Yahoo!、Bing、Yandexの6種類である。Yandexに関してはロシアの検索エンジンなのでさすがに除外するとして5種類。さあどうしましょうね。

意外と中身は似通っている

この中でDuckDuckGoとEcosiaそしてYahoo!に関しては、Bingの検索アルゴリズムを利用している。StartpageのみがGoogleの検索アルゴリズムなので、実質2種類と考えて差し支えないかもしれない。

この中で脱落するとすれば、まずはYahoo!だろうか。自社のサービスへの誘導がさすがにうるさすぎる。
Bingに関しては最近AI方面での活躍が目立ってきていて、これはこれでおもしろいんだけど、自前のedgeブラウザを使わないとAIを使わせてくれないなど、端々から器の狭さがにじみ出てきている。あと、未だにダークモードがないのはなんで?
StartpageはGoogleの検索アルゴリズムを利用しているので、検索結果はわりと妥当な物が出てくるのだけど、いかんせん読み込みに時間がかかる。少しだけ語句を変更して検索したいことも多いので、これをいちいち待つのは結構しんどいものがある。

プライバシーか、木を植えるか。それが問題だ。

こうなってくるとDuckDuckGoとEcosiaの2択である。まあ、どちらも中身はBingなので検索結果には変わりはない。
DuckDuckGoであれば検索した語句に対して、ちょっとした要約だったりを出してくれるのが便利Googleっぽい機能。あとUIが日本語対応しているので操作がわかりやすいというのが強みだろうか。
それに対してEcosiaは検索すると木を植えてくれるらしい。利益の80%を植樹を行う非営利団体に寄付しているらしい。

ちなみにこのブログのタイトルで検索すると、5番目くらいにヒットします。ギリギリ画面に映らない

さて、これはだいぶ悩ましい。悩ましいのだけど、今回はEcosiaにしてみようかと思う。
検索すると植樹にお金が投じられる、というのは、実効性はともあれ「おもしろい」という気がしている。なんだかいいことをしている感を得られるのはEcosiaのいいところだ。
ノートパソコンとはいえゲーミングPCを使い、それなりの電力を浪費しているので、その免罪符である。あと、中身がBingの検索エンジンって検索窓に「!g」と入力すると、そのままGoogleにアクセスできるのも便利だったりする。

欲を言えば日本語対応してくれるといいな…と思わなくもないんだけど、設定もシンプルなので英語でも特に問題はなさそう。日本語で検索してもちゃんと答えは返ってくるし。

さあ、みんなも木を植えよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です