Pocketが終わるので…Raindrop.ioに乗り換えてみる

参考

Mozilla、あとで読むサービス「Pocket」を終了 ～2017年に買収し「Firefox」にも統合／買収したばかりの「Fakespot」もシャットダウン、データ消去に注意を

窓の杜

「ReadItLater」の頃から愛用してきた「Pocket」が2025年7月8日にサービス終了するという。
「あとで読む」系サービスの草分けだったPocketが終了するのは時代の流れなのだろうか。Pocketに名前が変わったのが2012年のことなので、少なくとも10年以上愛用してきたサービスが終了してしまうとは…。

RSSリーダーの記事を眺めて、興味のあるものを保存し、パソコンでもスマホでも一元管理できる。これがPocketの主な使い方だったのだが、残念ながらそのフローを見直さなくてはならない。
未だに信頼性の高い情報や、自分が読みたい情報を過不足なく得るにはRSSリーダーが最適だ。まだまだレコメンドには負けないぞ。

RSSリーダーは現在「Inoreader」を使用している。カスタマイズ性が非常に高く、優秀なRSSリーダーだ。
パソコンではショートカットキーで、スマホではスワイプで気になる記事を保存し、それをPocketに自動転送している。
転送先を変更するにあたって、今回はRaindrop.ioを試してみることにした。

参考

Raindrop.io All in One Bookmark Manager

こちらはPocketに似たサービスではあるが、オールインワンブックマークマネージャーという位置づけのサービスだ。
ブックマークしたいサイトを登録して、それを一時的に保存するか恒久的に保存するかを選択できる。アーカイブ機能もあるので、自分だけのアーカイブを作成することも可能だ。
さらに興味深いのが、有料版を使用すればAIを使って自動的にフォルダ分けができることだ。至れり尽くせりなサービスとなっている。

Inoreaderとは直接の接続ができないため、IFTTTなどの外部連携サービスを使用する必要がある。しかし、この手の設定にある程度慣れている人なら、5分もあれば理想的なフローを構築できるだろう。
果たして、これらのサービスで蓄積した情報をいつ使うのか、という根本的な問題はある。しかし、「とりあえず取っておこう、いつか役立つかもしれない」というゴミ屋敷の住人スタイルで情報を収集していきたいと思う。整理はAIに任せてしまえばいいのだから…。