公募に挑戦しよう

「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」と、石川啄木の句を引用せずとも、お金は欲しいが実入りはなかなか増えない。
実入りを増やすには副業…というのもサラリーマンにはなかなか難しい。あと、なにをしたらそこまで儲かるのかもよくわからないし。

created by Rinker
¥605 (2025/12/29 21:25:49時点 楽天市場調べ-詳細)

そんな折、いつも見ているオモコロチャンネルの名物シリーズが目に留まった。

様々な企業が行っている「公募」に挑戦してみるというシリーズで、真面目に答えるというよりもどちらかと言えば大喜利としてふざけていくような内容なのだけど、これって意外と副業になるんじゃ…という気がしてきた。

まあ、そんなことはわりとみんな思いつくようで、試しに検索をしてみたら「公募ハンター」みたいな人々がそれなりにいるようだ。単純にハンターの数だけ入賞倍率が上がる…ということだ。
でも、元手もかからないのでとりあえず挑戦してみよう。話のタネぐらいにはなる。

公募の情報をAIで集める

公募の情報を検索してみると、意外と難しいことがわかってきた。
「公募」だけで検索すると大学の公募推薦の話が出てきたり、「公募 川柳」などで検索すれば、大規模な企業が行っている公募が上位にヒットしてしまう。何十万も応募があるようなコンテストで入賞するのはあまりにも大変である。

そんなわけで、情報の検索はAIにお願いすることにしてみた。定期的なタスクとして、

ネーミング、川柳などの企業が募集している公募の情報を集めてください。

それぞれの公募に関して、「募集の趣旨」「公募が行われているURL」「入賞作(大賞、佳作など)の本数とそれぞれへの報酬」「同様の公募が以前にも行われていればその受賞した作品」「それぞれの募集をしている企業の知名度から倍率を予想」をまとめて表にしてください。

というプロンプトを実行させることにした。過去の入賞作を教えてもらうことで、オヤジギャグが好まれるのか、真剣な川柳が好まれるのか…といった温度感を調べることができるだろう。
さらに企業の知名度から、大体の倍率を予想してもらう…というのは完全にお遊びではあるのだけど、あまりハンターに見つかっていなさそうな公募を割り出すことにつながったらいいな。という希望を込めての工夫である。

一応、その回答を元に公募を行うのだけど、さすがにAIに川柳やネーミングを考えてもらうのは良心が咎める行為なのでやめておこう。規約的にもNGって書いてあるところも多いしねえ。

しかしまあ、過去の入賞作を眺めていると、オヤジギャグ、もしくは恐妻家アピールが跋扈している。選んでいる人がそういう属性の人なのかもしれない。アネクドートのようなものなのだろうか。

社内規定の抜け穴としての公募

多くの会社で社内規定に「副業禁止」が盛り込まれているんじゃないかと思う。それでも公募であれば副業にはあたらないので抜け穴として利用できそう。
獲得賞金が年間50万円を超えたら税金関係が若干めんどくさくなるものの、そこまで売れっ子になる可能性は限りなく低いだろう。安心して応募してみよう。

created by Rinker
¥605 (2025/12/29 21:25:49時点 楽天市場調べ-詳細)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA