楽天モバイルをメイン回線にして3ヶ月が経過した

2020年の5月から楽天モバイルを契約しているのだけど、今まで他社の回線と併用して使ってきた。
(ほぼしないけど)通話はRakuten Linkを使い、モバイルデータ通信は安定している他社回線を利用…という方法でそれなりに安価に快適なモバイルデータ環境を手に入れていた。

もちろんそれは、契約した当初は楽天モバイルのエリアが狭く、ほぼauローミング回線を使用せざるを得なかったので月5GBまでしか使えない…という状況が大きな要因だったのだけど、2年の時を経て電波状況も大きく改善。
生活圏内はほぼ楽天モバイルのエリア内で完結するようになったので、楽天モバイルをメインとして使うことにしてみた。

「ほぼ」問題なく生活できている

地域別の電波状況があると思うのだけど、現状ほとんど問題なく生活できている。地下通路など一部でauのローミングエリアに入ることがあるけれど、その頻度は激減している印象だ。
楽天モバイルのアプリ内でパートナー回線で通信した容量をチェックできるが、3ヶ月ともだいたい1GBを少し割る程度となっている。楽天モバイルをメイン回線にしてから、月に25GBほど通信をしているのでスマホを使っている内の5%弱くらいがエリア外である…と言えそうだ。これが多いと見るか少ないと見るかは個々人の判断といってよいと思う。
自分の職場は極端に電波環境が悪くて、場所によっては楽天モバイルの電波が届いていない…という状態でこれなので、まあそこまで悪くないんじゃないかと思っている。

若干困るかなあ…と思っているのは、市街地からちょっと離れた場所である。
東京都立川市の昭和記念公園だったり、東京都日野市の多摩動物公園、神奈川県横浜市のズーラシアでローミングエリアになっていることを確認した。
ローミングが終了してしまうとその辺りはちょっと困る…のだけど、一応「地下鉄や地下街、トンネル、屋内施設や観光名所などの一部は、切替予定の都道府県内であっても、引き続き、KDDIのローミングが提供されている場所もある」ということなのでこれはこういう状況はもう少しだけ続くのかもしれない。

とりあえず、総括として税込3000円台で容量無制限で通信キャリアとして、少なくとも最低限満足のいく通信状況を用意できている…といってもいいと思う。
容量無制限で安いというのは他のキャリアにはないメリットだし、目立って通信速度が落ちるMVNOとは一線を画しているといってもよいだろう。
Rakuten Linkの仕様が独特なので、ちょっと違和感を覚えることはあるけれど、それでも試してみる価値はあると思う。

代替の通信手段は確保しておいてもいいかも

もう「普通の通信キャリア」にだいぶ近付いてきている楽天モバイルだけど、それでもやっぱり代替の通信手段は用意しておいて損はないかもしれない。
プラチナバンドの割り当ても徐々に進み始めそうな気配を見せているけれど、それでも明日明後日に解決できるような話ではないだろう。

また、時間は短いけれどたまに通信障害をやらかすこともあるし…

やっぱりpovoなり他の格安SIMなりを用意しておくことは、それなりに大事なんじゃないかとは思っている。代替手段は大事。レッツデュアルSIM。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です