Touit 2.8/50MとX-Pro3で撮る菜の花と桜

鬱屈とした気持ちをレンズ購入によって晴らそうとするの、絶対に良くない癖だと思うんだけど、まあ、買ったものは仕方ない。
ついに富士フイルム純正の「フジノンレンズ」ではなくて、カール・ツァイスの「Touit 2.8/50M」に手を出してしまった。フジノンレンズ風に書けば「50mmF2.8 R Macro」といったところか。

マクロレンズが欲しいなと思っていて、フジノンのマクロレンズとTouit 2.8/50Mを見比べていたんだけど、フジノンのマクロレンズ重たいんだよね…60mmの方はほとんど変わらないんだけど、どうもTouit 2.8/50Mの方が寄れるみたいなので、こちらにしました。
防水とか考えるとフジノン80mmの方でも良かったんだけど、レンズ複数持って歩くことを考えるとちょっと重かったんだよね…

閑話休題。今回は神奈川県秦野市の水無川平和橋上流というエリアに行ってきた。おかめ桜と菜の花が咲いているぞ!

生憎と曇っていたのと、クラシックネガで撮ったので華やかさは薄いんだけど、おかめ桜満開の数日後らしいです。
この間の雨でけっこうやられちゃってる感は否めない。

というわけでマクロレンズの面目躍如。絞り開放付近だとピント面が薄くて、ちょっとした風でも意図せぬボケが発生するのでスリリング。

ボケの形がフジノンレンズとは若干違う印象を受ける。これはこれで味があるというか。色乗りもだいぶ良好で、さすがカール・ツァイス!というしっとり感。

もちろんクラシックネガでも撮りますよ。これは菜の花。

ラッパスイセンというらしい。花弁にピントが合っているんだけど、雄しべにはもうピントが合っていないあたりがたまらない。

マクロ撮影ではないけれど、絞ってみるとこんな感じ。ふつーの草むらでもなんだかものすごい意味があるように見えてくる。

あと今回収穫だったのが、「マクロレンズ+ACROSをやると、なんだか艶やか」という。なんだろう、粒状感がそうさせるのかな?

いやはや、マクロレンズ楽しいな。
撮影の幅が広がるというか、小さいものを大きく写し出すって、それだけでなんだか楽しくてワクワクする。またどこかでじっくり使っていきたいものですね。

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