最近写真を撮っていないぞ…と危機感を覚えたので、ぶらりとバスに乗って桜の写真を撮ってきました。「あつぎ飯山桜まつり」です。
お祭りに行ったというよりは、ただ桜を眺めて写真を撮ってきただけ。特に屋台にも寄らずに行って帰って1時間半くらいという強行軍だったものの、なかなかに楽しかった。
小田急線の本厚木駅からバスでしばらく、「飯山観音前」というバス停で下車してすぐにお祭りの飾り付けが目に入る。お祭り自体はしばらく行った先の広場で行われているのだけど、桜に関しては広場に至るまでの飯山観音参道という参道で満喫できる。
今回はXF16-55mmF2.8 R LM WRとXF90mmF2 R LM WRを持っての撮影。両方ともなかなかの重量級レンズだ。桜を撮ると考えるとXF 56mmF1.2 R APDも有力候補だったのだけど、レンズ3本持ってると荷物が大変なのでやめておきました。
というわけでこれが桜なのです。90mm単焦点って取り回しが難しく感じて、あんまり活躍できていなかったんだけど、物理的に届かない物に手が届くというか、そういう不思議な感覚がすごい。ピントを近くに持ってくると後ボケもきれいだし。
飯山観音参道はずっと隣に桜が咲いている。さすが桜の名所。
なにも考えずに撮るとすぐに散漫な写真になってしまうので、これを撮るぞ!と決めてからそこににじり寄っていく…という使い方をしないといけない。画角が広ければその場全体の雰囲気がわかるけど、90mmでそういうことをするとただただ中途半端になってしまう。
16-55mmの使い勝手のよさはすごい。なんにも考えなくても破綻が起きない。あちらを立てればこちらが立たず…みたいなことが起こらない。好きなレンズなんだけど、心の中でこっそりと「人をダメにするレンズ」と呼んでいる。
どうやら本会場では、夕方以降に桜のライトアップもされているらしいのだけど、なんだろう、ライトアップされた桜ってなんか無茶してる感じしません…?自然に咲いているのが一番きれいだと思う。
そんなこんなで飯山桜まつりでした。桜を撮るときはVelviaですね。