マンガ『秘密のレプタイルズ』を読んで爬虫類を飼いたくなっている

現在、裏サンデーとマンガワンで連載中のマンガ『秘密のレプタイルズ』(鯨川リョウ作)は、今までにない(?)爬虫類飼育マンガである。

うん、表紙はこんな感じだけど、僕は本当に爬虫類に関するマンガとして読んでるんだからね。本当だからね。

そもそも爬虫類とはなんだろう?

脊椎動物門爬虫綱に属する動物の総称。石炭紀に現れ,中生代に繁栄した動物群で,進化の系統では両生類と鳥類・哺乳類の中間に位置する。皮膚を保護する鱗をもち,陸上に卵を産むことで,地上のほとんどの場所で活動できるようになり,形態は多様化した。

ブリタニカ国際大百科事典より

爬虫類といってイメージされるのは、トカゲ、カメ、ヘビ、ワニなどだろう(カエルは両生類)。
進化の過程で言えば、魚類→陸に上がれる両生類→陸で暮らせる爬虫類といった感じ。

そんな爬虫類偏愛・激推しなペットショップ店員「長良永」と、その毒牙にかかり?爬虫類マニアへと染め上げられていく「海原入鹿」を中心に繰り広げられていく爬虫類飼育マンガだ。

フェチか、フェチなのか。

左が長良永、右が主人公の海原入鹿。

爬虫類推奨マンガなのだけど、この絵柄を見てなんとなくピンと来る人もいるかもしれない。作者の鯨川リョウさん、別名義でかなりすさまじいモノを描いていたりする。
『秘密のレプタイルズ』においては直接的に性的なシーンはない(もしくは普通の少年コミック程度)が、現時点でマンガワンにて更新されている第17話でかなりとんでもない新キャラが出てきたりしている。
フェチか。フェチなんだな。ごちそうさまです。

だけど真面目にレプタイルズ

ここまでの紹介文を読んで爬虫類が飼いたくなった…と言うと「こいつ、けいおん!を読んでギター欲しくなった手合いだな」と思われるかもしれないけど、『秘密のレプタイルズ』は真面目な爬虫類飼育マンガなのである。

これは番外編としてだけど、最近あった「爬虫類を飼ってるコンビニ店員をクビにさせた」というツイートに関する言及である。本編では爬虫類の飼育法についてかなり詳しくページを割いてあるし、ペットを飼う際の心得などにまで言及されている。
鯨川リョウさんのTwitterを見ればわかるけど、爬虫類好きが、爬虫類のために描いたマンガなのだ。
最初は「癒やし」のためにペットショップに立ち寄った入鹿が、ペットの飼育者としても成長していく。そして読者も爬虫類好きになる…完全に爬虫類飼育者を養成しようとしているマンガだ。「消費者金融でお金を借りてチワワを買う」…みたいなCMとは覚悟が違う。

…そんなわけで、爬虫類を飼いたいという気持ちと、フェチズムを両方刺激してくる『秘密のレプタイルズ』。とりあえず読んでみたらいいんじゃないでしょーか。

僕は自分の世話で精一杯なので、ちゃんと余裕ができたら爬虫類検討します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です