ヒゲの脱毛を真剣に検討してみる

人体には様々に無駄な機能が付属している。
尾てい骨があまり重要な機能を果たしていないように。盲腸は一応機能を持っているけれど、切り落としてもそこまで大きな問題がないように。
その程度の器官であれば動的平衡をもたらす生物の機能によって、なくなったとしてもなんとかなってしまうのである。

そして毎日のケアが必要という意味では、ヒゲよりも要らない部位はないのではないかと思っている。
毎日5分くらいではあるものの、なんらかのケアをしてあげないと一瞬にして「清潔感」というものが失われていく。
ヒゲに関して70年くらいケアするとして、5分×365日×70年=127750分=2129時間=89日分。3ヶ月もヒゲを剃っていることになる。なんて人生だ!

ヒゲを剃り始めて15年くらいが経った。これまでにヒゲ剃りに費やした時間は5分×365日×15年=27375分=456時間=19日分。そろそろ3週間ヒゲを剃っているわけだ。
どこかに泊まりで旅行するにせよ、ヒゲ剃りを持参しなくては2日目以降の清潔感に大きな影響を与えてしまいかねない。現在小型の電動ヒゲ剃りを使っているのだけど、なんでヒゲなんぞに人生を費やさなくてはいけないのだろうか。
顔の周りにチョビチョビと生える毛に過ぎない存在への恨みつらみがどんどんと深まっていく。

ヒゲから人生を取り戻すために、ヒゲ脱毛を真剣に検討しなければならない時が来たのだと思っている。将来的にイスラム圏で暮らすことはなさそうだしなあ。降りかかる火の粉は払わねばならぬ。
どうやら最近はヒゲ脱毛というのもなかなかお安くなっているらしい。払えない金額ではなさそうである。
医療脱毛であれば治療後にまた生えてくる心配は薄そうだし…

しかし、なんだかかんだで少しだけの抵抗がある。自分が「美容クリニック」的なものに通うというのか???という違和感と抵抗感だ。
これを乗り越えたら幸せになれるような気はしているのだけど。どのタイミングで一線を踏み越えるのか。お楽しみに。

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