なぜ「ホタル」なのかはわからないけど、Adobe Fireflyが日本語対応した

なんで「Firefly」なんですかねえ。

はい、Adobeの画像生成AIが日本語対応しました。画像生成AIがブームになってもう半年くらい経つけれど、結構便利なんですよね。まだFireflyに関しては商用利用は現状不可だけど、2023年中にはOKになるらしいので、その点はかなり強いですよ。

現状Fireflyで使用できるのは…

  • テキストから画像生成
  • 生成塗りつぶし
  • テキスト効果
  • 生成再配色

こちら4つである。どれもなかなか楽しく使える。なによりブラウザ上で動いてくれるので、なんならスマホでも十二分に使えるというのは本当にすごい。
今回はいろいろと遊びやすい「テキストから画像生成」と「テキスト効果」を試してみた。

ちょっと時代を感じる「テキストから画像生成」

現状はこれが一番使用頻度が高いんじゃないかと思う。テキストを理解して画像を作る機能。競合もたくさんいるんだけど「権利的に大丈夫な画像を生成してくれる」というのはFireflyにだいぶアドバンテージがありそう。

今回は「パソコンに文字を打ち込み、画像を生成する人」というお題で描いてもらった。

なんだか微妙に時代を感じさせる画像が生成された。でも、AIが苦手な指の描写も、まあじっと見なければ大丈夫な気がする。下着のシャツ見えちゃってるけど。

ちなみにこちらは「Bing Image Creator」で同じ条件を指定した場合である。まあ、言いたいことはわかるんだけどね。それは何語?

ちなみに完全にフィーリングで「広大な草原に牛たくさん。隣には野球場がある」と指示したところ、

こんな画像を生成できた。なかなかやりますね。

ちょっとキモいぞ「テキスト効果」

意外と使えるかも?と思ったら結構気持ち悪い画像ができあがってしまうのが「テキスト効果」というセクションである。

まあ、百聞は一見にしかずということで「大恐竜展」という文字を「恐竜」っぽくしてもらった。博物館の特別展の大事にでも使ってほしいなって。え、怖い。日本語だからこうなるのか?と思って英語で試してみると…

はい、アルファベットでもちょっとキモかったです。生命っぽいからダメなのかしら。

ああ、ダメだった。「花火」で装飾してもらったんだけど、こっちはこっちでなんかゾワゾワする…

こちらは「海」で装飾してもらった結果。はい、潔く諦めましょうね。

まだ実用には苦しいと思うけれども

見てきた中でなんとなく思う。これ、実用には厳しいよね…まあ、Beta版ですからね。
なんだか微妙な側面ばっかり強調してしまったけど、商用可能になるということ、画像を出力する速度がそれなりに早いというのは、アドバンテージとしてはたらくと思う。

あとは「AIで作りました!」感のある、若干の気持ち悪さを乗り越えてしまえば、デザイナーの仕事が変わってくる代物に…なる…はず…

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