クラファンで発表されたケンコートキナーの「SZ PRO」シリーズ、Xマウントがあったので迷わずに900mmを購入していた。
正直なところ「F11で手ブレ補正なしのMFレンズ、しかも電子接点なし…」と思ったんだけど、35mm換算をしたらまさかの1350mmという衝撃には手が出るというものです。
富士フイルムはもちろんのこと、他メーカーの他マウントでも同じようなレンズはほとんど存在しないんじゃないかと思う。
というわけで、ファーストインプレッションということで。
![](https://i0.wp.com/tadanemuinda.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_20221224_160016428_result.jpg?resize=880%2C660&ssl=1)
X-Pro3に装着するとこんな感じの姿に。なかなかデカいのだけど、普通は900mmだったらもっと巨大なレンズになるはず。ミラーレンズの面目躍如といったところ。
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![](https://i0.wp.com/tadanemuinda.com/wp-content/uploads/2022/12/Mastodon_20221224-153351_result.jpg?resize=880%2C587&ssl=1)
スマホで撮影した写真と並べるとこんな感じになります。すごい。
よく望遠レンズは「被写体を引き寄せる」なんていうけれど、このレベルになるともはや「被写体のところまで飛んでいく」くらいの感覚だ。
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川の向こう側にいる鳥を撮影したのだけど、スマホ撮影だともはやなにも見えない。
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一応矢印の先にいるんですよ。Googleマップで計測したら160mくらい離れてました。
性能を確認するための写真はこのくらい。枚数が少ないけど作例ということで。
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圧縮効果を見てみようと思って、橋の端から撮影したのだけど、後ろに写っている建物はだいたい400mくらい離れている状態。圧縮しまくりです。
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偶然飛んでいた飛行機を撮影。1350mmなので、飛んでいる飛行機を画面上で探すのが至難の業だったんだけど、一度捉えてしまえばこっちのもの。
![](https://i0.wp.com/tadanemuinda.com/wp-content/uploads/2022/12/Mastodon_20221224-162427_result.jpg?resize=880%2C587&ssl=1)
街の一部を切り取るというのは望遠レンズの醍醐味だと思うんだけど、ここまでがっつり切り取れると清々しいじゃないですか。
…とここまで写真を撮ったあたりで日没を迎えてしまった。
F11のレンズは夜間めちゃくちゃ無力なので撤収したんだけど、ものすごく異質な撮影体験だった。もっと使い込みたいな。