『20世紀少年』を読んで迎える2022年

2021年が怒濤のように過ぎ去って、なんの実感も湧かないままに2022年になってしまった。皆様いかがお過ごしでしょうか。
このような零細ブログを更新していて、あまりいいことはないのだけど、タイトルを見返すことで「そういやこんなことを考えていたな」と思い返すことができるようになる。そして過去の記事を削除したい衝動に駆られる。
もう少し熟成させればいい塩梅で「思い出」になるかもしれない。そう思って衝動を回避している。

大学生の頃に突然ブログを立ち上げて、そこから換算するともう6年が経過しようとしている。
たしか研究室で実験の待ち時間に立ち上げたブログだったはずだ。よく続いている。

2021年から2022年へと移り変わる瞬間、僕はタブレットで浦沢直樹の『20世紀少年』を読んでいた。
「浦沢作品がついに電子化解禁」というのは、2021年に起こった嬉しいニュースランキングベスト5には確実に入ってくるべきだと思う。

浦沢直樹展で「漫画家」を生々しく感じた

何年か前に「浦沢直樹展」なる展覧会に行ったことがあるのだけど、その当時受けた衝撃は「マンガに関して電子書籍は紙媒体に勝てないかもしれない」というものだった。
マンガの原画を眺めるに、その巨大さであったり、迫力をスマホの画面で体感するのは難しいんじゃないか…と感じたのだけど、その後ここまでスマホやタブレットの大画面化とレスポンスの向上が進むとは。
紙媒体に匹敵する迫力を感じられるような気がしたので、思い切って『20世紀少年』と『21世紀少年』の全24巻を一気に購入したのであった。お賃金があるって素晴らしい。

タブレットサイズで見るマンガは本当に楽しい。
単行本よりも、週刊誌よりも鮮明にマンガに没入することができる気がする。夢中になって読んでいたら、年をまたいでしまった。

どうやらこの後、『MONSTER』も電子版が出る予定らしい。
『MASTERキートン』はいつになるだろうか。2022年、楽しみができたじゃないですか。

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