あれ、またマンガのレビューだ…意外と読んでるなあ。
今回読んだのはゲッサンで連載中の「第13保健室」である。
現在は第三巻まで刊行中!
小中高一貫のマンモス校で競いあう保健室!
小中高一貫校、敷地は東京ドーム10数個分、4000人の生徒数を抱える燕舞台学園が物語の舞台。
燕舞台学園で新任の南園若葉は養護教諭になるのだが、なんと保健室が12もあった。
それぞれの保健室には個性的な養護教諭がおり、保健室の利用者数で席次が決まる。
しかし、南園先生の第12保健室には先客がおり…
というまあ、学園モノというか、保健室モノというか…不思議なジャンルのマンガである。
ちなみに保健室の人気が上がると第○の数字が小さくなっていくという仕組み。
新任の南園先生はもちろん第12からのスタートになるのだけど、すでに第12保健室を使用していた早乙女先生と部屋を分けて使うことに*1。
この早乙女先生の敷地が「第13保健室」となる。
今のところ南園先生を中心に物語が回っているのだけど、なぜタイトルが早乙女先生の「第13保健室」なのかはよくわからない。
今後わかっていくのかなあ。
個性的な養護教諭と保健室
先述の通り、登場する養護教諭は個性的な人ばかり、そして保健室も個性的。
それぞれの養護教諭の個性というのがこの作品の肝となる部分なのだけど、主人公の南園先生が一番普通。ちょっと青春青春とはしゃいでいるけど、かなり普通。
席次を気にすることなく、真っ向から養護教諭であろうとする。
でも、他の養護教諭はアイドルだったり、アスリートだったり、牧場で大量の動物を世話していたり…
そんな燕舞台学園、ちょっと羨ましい気もするのだけど、なにやら秘密が隠されていそうなのである。
早乙女先生はどうして無気力に?
今のところ席次争いにやる気を出した描写がされていない早乙女先生なのだけど、他の養護教諭の話から徐々に昔の早乙女先生像が明らかになりつつある。
その姿はどうも現在の南園先生に似た、保健室の席次など気にしない、まっすぐな養護教諭のようなのだ。
席次を気にしないというスタンスは現在と通じているけど、はたしてどういう心境の変化があったのやら…
あなたはどの保健室がいい?
現在わかっている保健室は次の通り*2
席次 | 特徴 |
---|---|
第2 | 温泉宿 |
第3 | メイドカフェ |
第4 | アイドル |
第5 | SM |
第6 | アスリート |
第7 | 喧嘩上等 |
第10 | 牧場運営 |
第11 | ちょっと痛い人 |
第12 | 南園先生 |
第13 | 早乙女先生 |
さて、この中では…どの保健室がいいかな。
僕は第12,13合同保健室がいいのだけど…
保健室が競い合う不思議な世界観は一見の価値ありですよ。