にじさんじ所属、公式つよつよケルベロスの戌亥とこのファーストライブ “who i am” が2020年12月10日に開催された。
残念ながら「チケットをご用意」できず、現地参戦は叶わず、仕事の休みが取れずネット配信リアタイもできなかったのだけど、ちゃんとタイムシフトで見ましたよ。
「戌亥とこのこれまで」が詰まったライブ
2019年の3月23日に「さんばか」のトリとして初配信を行い、その後の配信で歌唱力の高さを発揮し、およそ1ヶ月後に公開した、Aimerの「RE:I AM」の歌ってみたで鮮烈な印象を残した戌亥とこ。
2019年12月8日に、「Virtual to LIVE in 両国国技館 2019」でライブデビュー、そこでも驚きの歌唱力を見せて、そこから1年でのソロライブ。樋口楓に続いて2人目のソロライブということになる。
選曲は自分の守備範囲外が多かった。だけど…
僕も推している「さんばか」の一員として自由奔放な雑談配信とか、アンジュ・カトリーナ、リゼ・ヘルエスタとの関係性など、つぶさに活動を見てきたのだけど、実は「RE:I AM」以降の歌ってみた動画の選曲が自分の好きなジャンルとは少し離れていたりした。
だから最初は「この曲は聞いたことないなあ…」と思っているんだけど、何度も聞いているうちにその曲自体もどんどん好きになっていく。そういう「自分のあまり知らないジャンルを持ってくるのだけど、徐々に引き込まれる」というのが戌亥とこのライバーとしての印象だった。
今回のライブの選曲に関しても実際そうで、セットリストを改めて確認してみると17曲中4曲しか知っている曲がなかったし、その知っている中でも1曲は戌亥とこのオリジナル曲だし、戌亥とこを追っている中で知った曲も1曲ある。
ある意味、これまでの自分の趣味と合っていた曲は実質17曲中2曲だった。いくつかのアーティストのライブを観てきたけど、ここまで知っている曲の割合が少ないのは初めてだと思う。
でも、それを補ってあまりあるパフォーマンスを観ることができたと思う。今まで聞いたことのない曲ばかりでも、夢中になってみられる。そんなライブだったし、これが戌亥とこなのだ。
ゲスト
ソロ曲に関してはもちろんのこと、ゲストで登場したライバーも戌亥とこのこれまでを感じさせるメンバーだった。
まずは「にじさんじに入るきっかけ」となった樋口楓が登場。ソロライブの先輩としてさすがの貫禄を見せつけた。
また、これまでのにじさんじライブイベントで初のホロライブ所属のライバー出演として星街すいせいが登場。同じアンスタを愛する物同士、キレッキレのダンスを披露した。
そしてやっぱり同期のリゼ・ヘルエスタとアンジュ・カトリーナのゲストパートは盛り上がりを見せた。
それまでのゲストはパフォーマンスがぶつかり合うイメージだったのが、さんばかパートでは3人がひとつのグループであることが感じられた。
これまでの「戌亥とこ」という存在を語る上で外せないゲストが次々と登場し、 “who i am”…「これが私だ」というライブタイトルが回収されていく。
セカンドライブも楽しみに…え、リベンジ公演!?
さんばかパートのラスト、2020年コロナ禍で中止となった「Shout in the Rainbow! 東京公演」のリベンジ公演が発表された。ファンもライバーも関係者も断腸の思いであった東京公演の中止。同じメンバーで、会場こそ違えど同じ東京での公演が決定したのは本当に嬉しい限り。
次こそは現地参戦したいなあと意気込みつつ、楽しみに待ちたい。