2021年の6月も終盤戦、いかがお過ごしでしょうか。Twitterを見れば毎年のように「もう1年の半分が…」というツイートが流れる時期ですね。
タイトルにもある通り、この2021年は年明けから仕事以外の用事でほとんど出かけていない。コロナ禍に出かけるリスクとイライラと、万が一感染した場合のダメージを考えた結果の行動である。
ほとんど出かけていないという話をすると「お上の言うことを聞いて真面目だ」という反応が返ってくることがある。これは全面的に間違っている。ただ単に政治家よりも数字を信じているだけだ。政治より数字を信じた方がたぶん幸せになれると思うので、勝手にそういう判断をしている。
休日に外に出たのは床屋(徒歩5分)が3回、部屋に溜まっていた段ボールをストックハウス(徒歩20分)まで運んだのが1回の計4回。ガチガチの引きこもりをしている人には負けるけど、なかなかのものじゃないか。
楽観的に考えるのであれば、ワクチンの接種が進んでいくことによってある段階からは感染者数・重症者数が加速度的に減っていくはず…なので、こういう生活を強いられるのはさすがにもう少しで終わる…と思いたい。
完全に元の生活に戻れるかはわからないけど、ここまで極端に引きこもらなくてもいい生活に戻ってくるはずだとは、あくまで楽観的には思っている。
そう考えるとある意味この生活も貴重なものと言える。引きこもりが褒められるというのは貴重なことである。
体調的にはどうなのか
テレワークとは無縁の職種なので、少なくとも週に5回以上は外に出ている・通勤時に1時間くらい歩いている・仕事中も動くので7~8 kmくらいのウォーキングにはなっている。運動不足には陥らずに済んでいる…とは思う。
ちょうど健康診断の結果が返ってきたのだけど、去年とほとんど変化はない。体重が1 kgと少しだけ増えているけれど、まあほとんど誤差といって差し支えあるまい。
体力的にも特になにが変わったというようには思えない。これは「体力を高い水準で維持している」ということではなく、そもそも体力水準が低いので下がってもあまりよくわからない。というのが正解な気がするけれども。
ところで、自分でもすごく意外なことなのだけど、最近「なにかしらの運動をしてみてもいいかもしれない」と思い始めている。四半世紀生きてきて、おそらく初めての感覚なのだけど、これは引きこもり生活から来る運動への渇望というやつなのだろうか。
休みの日にでもちょっと走ってみるのもおもしろいんじゃないか?などと思っている。たぶん実際に一度走ったらそんな気持ちはどこかへ吹っ飛んでいくのだけど。
まずは走るための服と靴を買わなければいけないので、たぶんこの衝動は実現されずに立ち消えると思われる。
精神的にはどうなのか
これに関しても、正直なにか変わったようには思えない。半年間家族・職場外の人に会ってもいないし、ほとんど話してもいないけれど、予想外になんとかなってしまった。自分がここまでしゃべらなくても平気な人間だとは思わなかった。
趣味の写真撮影に出かけられていないのは寂しい限りだけど、カメラの手入れは定期的にやっているし、また再開できる。
半年は長いけれど、そう考えればそこそこやっていける。
VTuberにハマっている期間が自分の予想よりも長く続いているということも、心の安定に寄与しているんだと思う。
ひとつのコンテンツに、ここまで長いことハマり続けるということがかなり異例なのだけど、延々と追加のコンテンツが供給され続けるというのは本当にありがたいことだ。箱推し万歳。
案外ちゃんとやって行けているのだ
もちろん、これは実家暮らしをしていて自分で買い物に行く必要もなく、ただ休日をのんべんだらりと過ごしてもなんの罪悪感も感じない人間による、参考になるのかどうかもわからないようなお話である。
自分のような人間だけだったら、それはそれは様々な業界が倒れていたことだろう。お手本にしてはいけないよ。