年に一度のお楽しみ、名探偵コナンの新作映画を観てきた。
今回はコナン映画20作目という節目ということもあり、黒の組織とかFBIとかCIAとか公安警察とか、いろいろ要素てんこ盛り。
この予告編が出たときに僕はこんなことを書いた。
がんばれ兄貴。無能のレッテルをはがすのだ!
予告編の1:19付近でのジンの「お前ら、一斉に始末してやる!」というセリフから漂う小物感、そしてファンの間でささやかれるジン無能説。
これがどうなっているかが、今回の映画で僕が注目した点のひとつである。
※この記事はネタバレありです
あらすじ紹介
日本の警察庁に侵入者が入り、警察庁が把握している世界中のスパイのリスト(ノックリスト)が黒の組織に盗み出される。
黒の組織に潜入していたスパイが始末されていく。
記憶喪失になった侵入者を巡って、黒の組織・FBI・公安警察が三つ巴でぶつかり合う…
いろいろな要素がてんこ盛りだけど、とりあえずこれくらい抑えておけばなんとかなる!
さあ、ジンの活躍ぶりは?
ジン兄貴の活躍を振り返ってみよう!
スパイを始末する
まず第一の活躍ポイント。ノックリストから判明した黒の組織に潜入するスパイ、リースリングをドイツで始末するシーン。
ここでは特にやらかすことなく任務を遂行。しっかりとスパイを銃殺することに成功している。
ちなみにこのシーンの前でコルンとキャンティがそれぞれひとりずつスパイを暗殺しているのだけど、なぜかジンはウォッカとふたりでの行動。
仲良きことはよいことである。
あと、黒の組織ってそんなに世界展開してるのね。
バーボン・キールへの尋問
第二ポイントは公安警察からのスパイであるバーボンこと安室透、そしてCIAからのスパイである水無怜奈を尋問するシーン。
途中までがんばっていたジン兄貴。「疑わしきは罰する、それが俺の流儀だ」というセリフを発するなど、なかなかの気合いの入りよう。
しかし「一分間待ってやる」というフラグを立てたことにより赤井秀一に電灯を破壊され、安室に逃げられてしまうという失態を犯す。待ってあげたらダメなんだよ…
兄貴には気の毒だけどこれはやらかしとしてカウントせざるを得ないだろう。
新兵器にワクワクする兄貴
クライマックスへ向かう前に、オスプレイのような兵器を導入することを決定。
心なしかワクワクしているような印象を受ける。
でも、漆黒の追跡者のときも軍用ヘリみたいなのを使って痛い目を見ていることを忘れたのか…?
一旦は天敵を手中に収める
オスプレイに乗って、侵入者の奪還を試みる黒の組織ご一行。
しかしゴンドラに侵入者は乗っていないことがわかると「捨てろ」との宣告。
ただね、そのゴンドラ内にはコナン君が乗っているのだよ。
黒の組織の天敵を一旦は手中に収めていたのだ!ちゃんと中を確認して、しっかりと処理しておけば今後の活動がやりやすくなっていたのに…
やらかしではないとしても、ちょっと詰めが甘いぞ兄貴。
スイッチを連打する兄貴
観覧車に仕掛けていた爆弾の爆破スイッチを押す兄貴。
しかしちょっと詩的なことを言ってから押そうとしたことで、ギリギリのタイミングで安室透に爆弾の起爆装置を解除されてしまう。
もうこの時点で「やっぱり兄貴は兄貴だなあ」という感じがする。ナイス兄貴!
さらにスイッチを何度か押し、反応がないことがわかるとスイッチを投げ捨て踏みつける!
反抗期か!君は反抗期なのか!
ああ、詩的なことさえ言わなければ…
やらかしポイントが追加されてしまった。
兄貴は無能なのか?
起爆スイッチ後の兄貴は特に目立った活躍をすることなく、無事にコナン・安室・赤井の活躍でオスプレイは撃破される。
新兵器なのに…
最終的にジンは無能なのか否か。
少なくとも今回の映画に関しては無能と言うよりも不運、不運が故に結果的にやらかしてしまう人と言った感じを受けた。
ちなみに予告編での「お前ら、一斉に始末してやる!」というセリフはカットされている。
これによってだいぶ残念感は和らいだんじゃないだろうか。
とりあえずこれからはあまりポエティックなことを言わずにさっさと仕事をこなしていくべきだと思う。