2017年1月1日、ラーメンズのすでにソフト化されている公演の全てのコントが公式YouTubeにアップされた。その数なんと100本!
これによる広告収入を災害復興支援に使うと言うことで、かなりの英断だ。
というわけで、この計画に少しでも貢献できるよう、僕が好きなラーメンズのコントを5本紹介したいと思う。
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『椿』より「日本語学校アメリカン」
ある時期にインターネットに入り浸っていた人は、「みんなで行った 千葉滋賀佐賀!」というのFlash作品を見たことがあると思う。あれの元ネタというか、パクリ元はラーメンズが爆笑オンエアバトルで演じた「日本語学校」のネタなのだ。
「日本語学校アメリカン」は日本語学校シリーズのコントであり、間違ったアメリカのイメージと、間違った日本のイメージを組み合わせたものである。
言葉遊びと終盤の歌ネタは、ラーメンズのコントに含まれる重要な要素だ。
『雀』より「男女の気持ち」
女に振られた男と、それを斜め上に励ます友人のコント。
ラーメンズの特長に「演技力の高さ」があると思うのだけど、これはコント内コントとして様々な人物が出てきて、それぞれを演じ分ける2人に注目である。
『ATOM』より「新噺」
実はこの2人は落研出身であり、その2人が落語を題材にしたコントがこの「新噺」だ。
落語の常識を使ったり壊したりする縦横無尽なコント(?)である。
『ALICE』より「風と桶に関する幾つかの考察」
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざの「風が吹く」と「桶屋が儲かる」の間を補完していくコント。
なんとまあ、どうしたらこんな柔軟な発想が出てくるのだろうか。「そういえば、私はやり投げの選手だった」なんて。
『TEXT』より「銀河鉄道の夜のような夜」
言葉遊びと演技力、その2つを完璧に高めたコントである。
20分もあるコントなのだけど、一度見たら二度目をすぐに見たくなる!そんな構成のコントだ。
他にもたくさんのコントがアップされているわけだけど、公演別の再生リストが作成されているので、演じられた順番で見ていくとコントの中に差し込まれた小ネタがわかったりするので、また繰り返し見たくなるはずだ。
お正月休みはラーメンズのコントにどっぷり浸かってすごそう!