Nothing Ear (3)レビュー…完成度高いし挑戦してるし

なんだか「Nothingの新製品を購入したら更新されるブログ」みたいになりつつあるんだけど、Ear (3)を買ってしまいましたよ…散財散財。
Ear (3)を端的にいうと、「Nothingのイヤホンが一旦完成したんじゃないかな?」と思えるようなプロダクトになっていると思う。どの方向にも隙がないぞ!

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デザイン

デザインはもう言わずもがなだなあという感じなんだけど、ステムの部分だけ微妙にデザインチェンジが行われている。
イヤホン本体のスケルトン感は若干失われているんだけど、今回のデザインはアルミニウム感を持たせているらしい。これはこれでよし。

音質

音質に関しては前作の「Ear」の時点でかなりの水準になっていたのだけど、今回はその順当な進化形というイメージだ。

とんでもない高音質だ!という感じではないのだけど、今のリスニング環境を考えればストリーミングサービスを使うことがほとんどな訳でこれ以上の高音質化というのはそこまで必要ないんじゃないか…と思う程度にはしっかりしている。
25,000円のイヤホンとしては十二分の水準を持っているんじゃないかな。

ノイズキャンセルもかなりの水準だと思う。完璧な無音とまではいかないけれど、電車の中で熟睡できる程度にはノイズカットをしてくれる。

機能

今回のEar (3)で大きく改善されたと感じたのがマイク機能である。
イヤホンケースに内蔵されたスーパーマイク機能もさることながら、イヤホン単体でのマイク機能もかなり強化されている印象だ。

このところイヤホンをした状態で通話を行う機会が少し増えたのだけど、これまでのイヤホンではそれなりに大きな声で話さないと「声が遠い」と言われてしまうことがあった。
それがEar (3)を使い始めてからはほとんど何の支障もなくなった。駅などのちょっとした騒がしさ程度であればイヤホン本体でも十分に通話ができる。

スーパーマイク

今回の目玉機能として搭載されたのが、イヤホンケースにマイクが内蔵されているという「スーパーマイク」である。なんじゃそりゃ。

ケースの側面にある「TALK」ボタンを押すと、スーパーマイク機能が有効になり、スマートフォンに流す音声ソースをイヤホンケースのマイクに変更することができる。
かなり指向性があるマイクが採用されているので、雑音が多い場所や他の人のしゃべり声が多く聞こえるような場所での通話などに向いているらしい…のだけど、あまりそういう場面で通話をしないので相手方の感想を聞く機会は訪れていない。残念。

おもしろいな、と思ったのがスマホで動画を撮っている時にスーパーマイクをオンにすると、音声ソースをスーパーマイクにすることができる機能だ。Vlogとか撮影する時には結構いいかもしれない。
わざわざピンマイクを買う手間は省けるだろう。
現状Nothing Phone (3)を使っているので、この機能が他のスマートフォンでの使用時に適用されるかはわからないけれど…

現状もっとも便利に使っているのはDuolingoでのAIとの英会話での使用だ。スマホのマイクを使用するよりもスーパーマイクで音声を拾わせた方が、単語が正しく読み取られる確率が高い…ような気がしている。

まとめ

Ear (3)はNothingのイヤホンの完成が感じられるようなモデルで、これ以上のイヤホン性能というのは現時点で必要になる可能性がかなり低いんじゃないかと思っている。必要十分の壁ははるかに超えた。

それでいて謎の「スーパーマイク」を搭載してくるあたり、Nothingの「テクノロジーにワクワクを取り戻したい」という姿勢を強烈に感じさせてくれる。どこまで進化するんでしょうねこのメーカーは…!

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