ヴァイオレット・エヴァーガーデン 劇場版がネトフリに来た

ついについに、Netflixでヴァイオレット・エヴァーガーデンの劇場版が配信された。
配信前にアニメと外伝を先に見返して臨んだんだけど…もう最高だった…

ネタバレにほぼ配慮しないので、アニメから劇場版まで見てから読んでいただければ。

泣ける映画も少しはわかるのです

普段「泣ける映画」という売り文句が嫌いだったりする。
映画ってのは泣くために見るもんなんか?涙でデトックスってか?とアラサーにもなってギザギザハートを押しだしているんですけど、大泣きしました。見るも無惨に大泣きしてしまいました。

こんなに素晴らしい作品を劇場で見なかったという後悔と、こんなに大泣きしたら周りに迷惑だったからNetflixで見て良かったんじゃないかという安堵と、こんなに良い作品を見たらみんながみんな大泣きするはずなので自分が劇場で大泣きしていてももはや迷惑にならなかったんじゃないか?という、やっぱり劇場で見なかったことの後悔。

アニメの方で100%死んだと思われていたギルベルトが生きているかもしれない…という流れになって「おっ、ちょっと雲行きが怪しくなってきたぞ?ちゃぶ台返しはやめてほしいな?」と少し思ったんだけど、それもちゃぶ台返しをするわけでなく、それでいて生存しているんだからお見事というほかない。
強すぎる正義感からしっかりと面倒くさいギルベルトに、ホッジンズが叫んだ「大馬鹿野郎!」というのは、たぶん見ていた人全ての感情の代弁であったはず。

ギルベルトの兄であり、ヴァイオレットを彼に押しつけた張本人でもあるディートフリートがヴァイオレットのために動いたりするのも、めちゃくちゃ良かった。「人を結ぶ手紙を書くのか?」とか言ってたくせにね!

劇中では「C.H郵便社」だったり郵便というものがその後どうなっていったかが後日談として描かれるのだけど、カトレアさんやアイリスがこの後どうなったかも非常に気になる。そちらの外伝も見てみたい。のだけれど、とりあえず「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の完結編としては最高の作品でした。また見よっと。

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