何度か書いているとおり、迷惑メールを収集している。
ここ最近何通か来ている迷惑メールは…
今すぐ遊べる女性の招待状です
http://bit.ly/2…(URL略)
こんな目新しいことはなにもない、ごくごく普通の迷惑メールなのだけど、気になるのは短縮URLが使われているというところ。
短縮URLを使うと長いURLを短いものに置き換えられてちょっとだけ便利だ。
しかし、短縮URLを使うことで元のURLが見えなくなるため、迷惑メールやSNSでのスパムが見えなくなるという欠点もある。この欠点を利用した使用法である。
というわけで、こういった短縮URLの正体を暴く方法を書いておく。
もちろんちゃんとした目的の短縮URLに対しても使えるので覚えておくといつか役立つんじゃないかな。
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目次
- とにかく最後に+をつけようこのところ短縮URLで多く使われているのは、「biy.ly」というサービスとGoogleが運営しているサービス「goo.gl」の2つである。このふたつに共通したテクニックとして、URLの末尾に「+」を付ける…というのがある。これをやることによって、短縮URLのステータスをみることができるのだ。bit.lyでやってみるこのブログをbit.lyで短縮したものは「bit.ly/mp_rs」である。まあ、元々のURLは「blog.mistpouffers」だからそんなに短縮することはない気もするが、短縮したいお年頃なのだ。さて、この短縮URLの末尾に「+」を付けると「bit.ly/mp_rs+」となる。実際にアクセスしてみてもらいたいのだけど、ここにアクセスすると「元のURL」「いつごろ、どれだけクリックされたのか」であったり、短縮URLを作った側の人の設定によっては「誰がこの短縮URLを使っているのか」ということまでわかるのだ。さらに、bit.lyのアカウントを持っている人であれば、「どこに書かれたURLからアクセスされているのか」「どの国からアクセスされているのか」なんかもみることができる。先ほどの迷惑メールの短縮URLを調べてみたところ、なんと12000を越えるアクセスが!その90%以上は日本かららしいのだけど、アメリカからも微妙にアクセスされている。出張中の人に届いたのかな?僕の作った短縮URLは40回クリックされているらしい。件のURLの300分の1だ。なんだろう、この敗北感は。みんなエロにアクセスしすぎだっつうの。出会い求めすぎだっつうの。goo.glでもやってみよう気を取り直そう。「+」を付けるのは「goo.gl」を使った短縮URLにも有効である。例によってこのブログの短縮URLを作ってみると「goo.gl/1HW3cm」というのができた*1。さて、これを「goo.gl/1HW3cm+」にしてアクセスしてみると、これまた簡易アクセス解析を表示することができる。ちなみに最初に1件アクセスされているのは僕が確認のためにクリックしたからである。goo.glを使うとブラウザやOSなんかも表示できるので、少しだけ楽しいかもしれない。ちなみにURLの末尾に「.qr」とつけて「goo.gl/1HW3cm.qr」こんな感じにすると、QRコードを作成してくれたりするので、覚えておくといつか役に立つかもしれないよ!短縮URL、いつ使う?少し前はTwitterがURLも文字数に換算されていたけど、現在ではURLの長さに関係なく決まった文字数に換算されるので短縮URLの恩恵は少なくなっている。上に書いたとおり、少し技を使えばURLにアクセスされたかどうかを調べることができるので、1対1のやりとりの時に使ってみるのがいいのかもしれない。ただし「アクセスしてないでしょ」なんて言うと十中八九気持ち悪がられるので注意が必要である。*1:「goo.gl」だと自分でURLを設定することができない。この無骨さが嫌いではない
- とにかく最後に+をつけよう
- bit.lyでやってみる
- goo.glでもやってみよう
- 短縮URL、いつ使う?
とにかく最後に+をつけよう
このところ短縮URLで多く使われているのは、「biy.ly」というサービスとGoogleが運営しているサービス「goo.gl」の2つである。
このふたつに共通したテクニックとして、URLの末尾に「+」を付ける…というのがある。これをやることによって、短縮URLのステータスをみることができるのだ。
bit.lyでやってみる
このブログをbit.lyで短縮したものは「bit.ly/mp_rs」である。まあ、元々のURLは「blog.mistpouffers」だからそんなに短縮することはない気もするが、短縮したいお年頃なのだ。
さて、この短縮URLの末尾に「+」を付けると「bit.ly/mp_rs+」となる。
実際にアクセスしてみてもらいたいのだけど、ここにアクセスすると「元のURL」「いつごろ、どれだけクリックされたのか」であったり、短縮URLを作った側の人の設定によっては「誰がこの短縮URLを使っているのか」ということまでわかるのだ。
さらに、bit.lyのアカウントを持っている人であれば、「どこに書かれたURLからアクセスされているのか」「どの国からアクセスされているのか」なんかもみることができる。
先ほどの迷惑メールの短縮URLを調べてみたところ、なんと12000を越えるアクセスが!その90%以上は日本かららしいのだけど、アメリカからも微妙にアクセスされている。出張中の人に届いたのかな?
僕の作った短縮URLは40回クリックされているらしい。件のURLの300分の1だ。なんだろう、この敗北感は。
みんなエロにアクセスしすぎだっつうの。出会い求めすぎだっつうの。
goo.glでもやってみよう
気を取り直そう。「+」を付けるのは「goo.gl」を使った短縮URLにも有効である。
例によってこのブログの短縮URLを作ってみると「goo.gl/1HW3cm」というのができた*1。
さて、これを「goo.gl/1HW3cm+」にしてアクセスしてみると、これまた簡易アクセス解析を表示することができる。
ちなみに最初に1件アクセスされているのは僕が確認のためにクリックしたからである。
goo.glを使うとブラウザやOSなんかも表示できるので、少しだけ楽しいかもしれない。
ちなみにURLの末尾に「.qr」とつけて「goo.gl/1HW3cm.qr」こんな感じにすると、QRコードを作成してくれたりするので、覚えておくといつか役に立つかもしれないよ!
短縮URL、いつ使う?
少し前はTwitterがURLも文字数に換算されていたけど、現在ではURLの長さに関係なく決まった文字数に換算されるので短縮URLの恩恵は少なくなっている。
上に書いたとおり、少し技を使えばURLにアクセスされたかどうかを調べることができるので、1対1のやりとりの時に使ってみるのがいいのかもしれない。
ただし「アクセスしてないでしょ」なんて言うと十中八九気持ち悪がられるので注意が必要である。
*1:「goo.gl」だと自分でURLを設定することができない。この無骨さが嫌いではない