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数年前から話題になっているウェブサービスを連携させるサービスIFTTT*1。
相当数ある連携可能なサービスの中からふたつを組み合わせることができて、片方でなにかトリガーとなる行動を起こすと、もう片方のサービスでも指定しておいた処理をしてくれるというサービスである。
特筆すべきは難しいプログラミングをする必要がないということ。
トリガーになるサービスを選んで、あらかじめ用意された条件を選んで、ターゲットになるサービスでの処理を指定するだけ!
いろいろと便利に使うことができるので、オススメのレシピを公開する。
IFTTT自体は英語で操作しなくてはいけないのだけど、そんなに難しい単語が使われているわけではないので、Google翻訳あたりで訳しながら使えばそれほど苦にはならないはず。
この条件をIFTTTに登録しておくと「指定したRSSフィードが更新される→Twitterにつぶやく」という動作が自動化される。
この条件付けのことを「レシピ」と呼ぶのだけど、このレシピをいくつも登録することによってかなりの作業を自動化することができる。
ちなみにこのレシピを使うとこのブログが更新されるとTwitterにつぶやくことになるので、「Feed URL」と「Tweet Text」の項目を適宜編集して使ってほしい。
スパムみたいになっちゃうからね!
d=”どんなサービスに対応しているのか”>どんなサービスに対応しているのか
この記事を書いている時点で対応サービスは302個である。日本では馴染みがないものも多いし、IoT製品との連携とかもあるので、正味はもう少し減ると思うけど。
連携サービスで主だったものは…
SNSだとTwitter、Facebook、Instagram
ブログだとWordPress、Tumblr
連絡ツールではGmail、Slack
などなど…
他にもFeedly、Pocket、Todoist、Evernote、Google Driveなど、日本でもわりと馴染みのあるサービスもたくさん対応している。
さらに、iOSデバイスやAndroidデバイスにIFTTTのアプリを入れることで、iOSならリマインダーなどを、Androidならバッテリー情報やWi-Fi・Bluetooth機器への接続情報を利用することができる。
d=”実際にこんなレシピを使っている”>実際にこんなレシピを使っている
明日の雨を通知する
「明日の天気予報が雨→通知を送る」というレシピ。
雨が降ると起きる時間を変えなくてはいけない人にオススメ。
最高気温と最低気温も同時にお知らせしてくれるので結構便利。
タスク管理のTodoistを使っているなら
「指定したアドレスからのメールが届く→Todoistに予定として登録」というレシピ。
僕はメルマガが届いた場合に使用している。
レシピを編集すれば、何日後のTodoに登録もできるし、Todoistを使っていない人でもGoogleカレンダーとかiOSのリマインダーに登録するようにすればいいんじゃないだろうか。
「Pocketでスターを付ける→Todoistに保存する」というレシピ。
ブログのネタになりそうなこととか、数日後にリマインドしたい記事があったらPocketでスターを付けるだけ!
FlickrとTwitterを簡単に連携
「Flickrに新しい写真を公開→Twitterに写真付きで投稿」というレシピ。
写真のアップロード先って結構悩むし、Twitterにそのまま投稿してもいいのだけど勝手に圧縮されちゃうし…ということでFlickrにアップロードした写真をURL付きでTwitterに公開、そしてTwitterには勝手に圧縮された写真が投稿されるというもの。
画質にこだわりたい人向け。
このレシピも使い方によってはTwitterの部分をFacebookに変えたりと言うことも可能。
あと、Instagramにアップした写真を画像付きでTwitterに公開っていうのもできるね!
自動化万歳!
IFTTTって粗忽者にぴったりのサービスだよね。各レシピが15分ごとに更新されるから、タイムラグもそこまで気にしなくていいし。
公開はしなかったけれど、例えばAndroidを使っている人なら、指定したWi-Fiに接続すると着信音をミュートしたりと言うことも可能なので、スマートフォンを使う醍醐味を味わうことができるんじゃないだろうか。
どうせスマホとパソコンを使うならいろいろ自動化してみよう!
*1:If This Then Thatの略。イフトと読むらしい