喉の不調で活動を休止していた黒木渚が、シングル『解放区への旅』ついに復活しましたよ。
いや、20日くらい前の話なんだけどね。
黒木渚「解放区への旅」【Official Music Video】
黒木渚「灯台」国際フォーラムホールC 2016.06.03(Live/Encore)
復活してくれて本当に嬉しいし、復帰作でこのクオリティーを見せつけてくれるのは本当に心強いなと思う。
『解放区への旅』『灯台』『火の鳥』『ブルー』という4曲が入ったシングル。
タイトル曲の『解放区への旅』は小説を歌っているような、復活宣言のような曲であるし、活動休止前に配信限定でリリースされていた『灯台』でストレートに片思いを歌い、『火の鳥』は過酷な運命への挑戦、『ブルー』ではほぼギター弾き語りでの歌唱を聴くことができる。全部盛りじゃないですか。
僕が特に好きなのは3曲目の『火の鳥』である。
今夜火の鳥になって 揺れる運命に復讐を
どうやったらこんな言葉が出てくるの?と思わずにはいられない「黒木渚感」のある曲だと思う。この人のインプットとアウトプットはどうなっているのだろうか。
ここ最近、ずっとうまくいかない思いを抱えて生きているからか、黒木渚の曲を聴いていると、なんだか頭の中がボンヤリとなって、電車をいつまででも乗り過ごせてしまいそうな気がしてしまう。