「氷菓」をみた

せっかくNetflixに加入したんだから!と古めのアニメを見返しているけれど、今回は2012年放送の「氷菓」を見てみた。

気がつけば2012年って7年前の話だ。僕は2012年に大学に入学している。あれから7年。最近のアニメという認識だったのだけど…元号も変わるはずだよなあ。

参考 TVアニメ「氷菓」オフィシャルサイト

そんなことを考えながら公式サイトを見てみたら、しっかりと古風なウェブサイトであった。

あらすじ

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」という信条を持った主人公、折木奉太郎。省エネに生きる彼の高校生活は薔薇色というものではなく、むしろ灰色になる予定であった。

もちろん部活動にも興味はなかったが、姉からの勧めと成り行きで廃部寸前の「古典部」に入部。積極的ではないものの、そこで解決したいくつかの「事件」から、同じく古典部に入部した千反田えるに推理力を見込まれ、彼女の伯父にまつわる過去を推理してほしいと頼まれる…

あの目で迫られて、断れる人間がいるだろうか

自分が知る限り名作とされる今作、22話分、しっかりと楽しむことができた。

日常におけるちょっとした謎であったり、45年前のできごとにまつわる話であったり、大小様々な謎を乗り越えて、ゆっくりと変わっていく古典部の面々を見ていくのは「薔薇色の高校生活だ…」としみじみと感じられるものだった。

ヒロインの千反田えるの瞳の描写が素晴らしくて、そりゃあこんな目で迫られたら頼みも聞いちゃうよなあ…などと微妙な方向に感情移入してしまった。

え、千反田えるの声優って…

いやー堪能した堪能した…なんて思いながらふとエンドロールを見ていると、気になる記述が。千反田える→佐藤聡美…???

佐藤聡美といえば、声優にあまり明るくない僕でも知っている。けいおん!の「りっちゃん」こと田井中律役の人じゃないですか!え、そんなそぶりあった?まじで?

というわけで、千反田えるが話しているシーンをいくつか見繕ってもう一度見てみたのだけど…全然わからん。

千反田えるというキャラクターを象徴するセリフ「わたし気になります!」だったり、後半で折木へうっすらとした好意を寄せている状態での会話…それが田井中律の声と同じ人…だってキャラソンの頭で「よっしゃー!」と叫ぶんですよりっちゃんって。プロの仕事ってすごいなあ。

小説版も読んでみようかと画策中だったりします。

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