札入れと小銭入れの謎

就職をしたもので、自由に使うことができるお金がいくらか増えまして。それによっていろいろと欲しいものを買うことが増え、それに比例してレジに並ぶ機会が増えました。わりと衝動的に飲み物とか買えるようになってしまったからね。

レジに並んでいる時間というのはやることがないので、前に並んでいる人の行動をボンヤリと眺めることにしています。
なにを買っているんだろう。この組み合わせで買っていると言うことは、この人の晩ご飯はアレなのかな。この人は見かけによらず、こういうものを買うんだ。意外だなあ…

そうやってボンヤリと人を見ていてあることに気がついた。世の中には札入れと小銭入れを両方持っている人がそこそこの割合で存在しているのだ。あれってなんでなのだろう。一体どんなメリットがあるのだろう。謎だ。

会計時、札入れと小銭入れを持っている人の大体の流れはこうだ。

  1. 札入れからお札を出す。
  2. 小銭入れをカバンから出し、端数を出す。
  3. 札入れをしまう。ついでになぜか小銭入れもしまう。
  4. お釣りを受け取り、小銭入れをもう一度出して小銭を収納する。
  5. 小銭入れをしまう。

本当にこんな流れであることが多いのです。手順多すぎません?あと、ムダ多すぎません?何故にひとつで済むところをふたつに分けて持ちたがるのだろう。
特に小銭入れの存在が宙に浮いてしまっていることが多い気がする。小銭入れが所在がなさげというかなんというか。かなりの確率で3の手順でしまわれてしまって、4でもう一度カバンから登場することになる気がする。

逆に、札入れと小銭入れを分けるメリットを考えてみよう…としばらくの間考えてみても、まったくといって良いほど思いつかない。どちらか落としたときに、どちらか無事…くらいしか思い浮かばない。
なんだよ、ピンチの時のためにカバンに入れておく500円玉かよ。

札入れを持つべき人というのは「釣りはいらねえよ!」といった豪気な人だけなんじゃないでしょうか。宵越しの金は持たねえ!みたいな。
逆に小銭入れを持つ人というのは、ちょっと近所に出るだけだから、お札を持ち歩くこともない。という人なんじゃないかな。
札入れを持つべき人と、小銭入れを持つべき人というのは、たぶんそもそものジャンルが違う人達なんだと思う。

どうせ札入れを持ち歩くんだったら、小銭なんて気にしないで生きていて欲しい。長いレジ待ちをしていると、そう思ってしまうのでした。
財布分業制のメリットがわかる方がいたら、是非教えてください。

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