GoogleのAIアシスタントをいじり倒してみた(役に立つ前編)

12月13日、Googleが提供するAIベース対話型アシスタント、「Googleアシスタント」が日本語に対応した。

Google Japan Blog: Google Allo で 日本語版の Google アシスタントを試してみよう

「Google Allo」の「Googleアシスタント」が日本語に対応 -INTERNET Watch

これまでも英語で利用可能だったのだけど、僕の乏しい英語力ではなかなか使いこなすことができなかったので、今回の日本語対応は非常にうれしい限り。

Googleアシスタントを使うには「Google Allo」というメッセージングアプリが必要で、このメッセージングアプリを使っている途中で「@google」とメッセージを送るとGoogleアシスタントを呼び出すして、会話を中断することなくググってシェア…というようなことができる。
また、Googleアシスタントと1対1のチャットをすることもできるので、知り合いがGoogle Alloを使っていなくても大丈夫だ!

Google Allo — スマートなメッセージ アプリ

Google Allo — スマートなメッセージ アプリ
開発元:Google, Inc.
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実際に使ってみよう

例えばチャットで映画の話をしているときに「@google ファンタスティックビーストをやっている映画館」とやると、こんな画面結果が返ってくる。

近所のファンタスティックビースト

近所の映画館、そしてこれからの映画の上映時間を調べてくれるのだ。
これを普通に検索でやろうとすると、いったんチャットを閉じて検索。そしてスクリーンショットを撮るなり、「○○の映画館では何時と何時と何時にやってるよ」「△△では何時と何時で…」という風な文章を打たなくてはいけない。パソコンならまだしも、スマホでやるとなると気が遠くなる。

さらに、「@google 立川で明日ファンタスティックビーストをやっている映画館」と送ればこんな返答をしてくれるのだ。

立川でファンタスティックビースト

さすがAIベース。さらにここから「地図」をタップすればGoogleマップにジャンプできる。至れり尽くせりかよ。

ちなみに「そんな長い文章を打ちたくないよ」という人には入力欄右側に音声入力が用意されている。これがかなり精度よく聞き取ってくれるので、自室で使ったりする分にはオススメである。
ちなみにこのブログに載っている使用例では一度もスマホのキーボードを使っていないぞ!

新宿で焼き肉

他にも近所のレストランを調べてそのまま電話をかけたり、Yelpなどの対応するアプリが入っていれば口コミを表示させることも可能だ。
誰かとの出かける予定を立てたりするなら、本当に便利な機能である。

ちょっと知りたいことを調べてもらう

例えば、人とチャットをしているときに「そういえば福山雅治の身長ってどれくらいだっけ…」と思うことが皆さんにもよくあることだと思う。
そんなときにもGoogleアシスタントはすぐに調べてくれる。

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そう、福山雅治の身長もすぐにわかる。Googleアシスタントならね。
会話の中に自然に情報を入れることができるので、話が盛り上がること間違いなしだ!

さらにGoogle Alloの機能として「次に返信するチャット内容のアシスト」というのがある。例えば福山雅治の身長を聞いた後に候補として「曲」「アルバム」「レーベル」などの候補が出てくるので、それをタップすると続いて情報を表示することができるのだ。

ちなみにGoogleアシスタントが直接知らないこと(この場合は「福山雅治の一番売れた曲」)については検索結果を投げてくれるので、これはこれで解決の糸口になるはず。

Googleアシスタントに会話を盛り上げてもらえること請け合いだ!

Google Allo — スマートなメッセージ アプリ

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と、ここまではGoogleアシスタントの役に立つ一面を書いてみたのだけど、チャットbotにありがちな「それいつ使うの?」という機能については後編にて。

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