ChatGPTに月3万円を払って、謎の動画を生成している

OpenAIが年末にかけてアドベントカレンダーのように様々な新発表をしている。その中で一番インパクトがあったのが、「ChatGPT Pro」だけど、お値段はなんと月々3万円。
AIが本当に深く考えてくれる「o1 pro mode」などいろんなことができるようになって非常に楽しい。特に妄想の事象を科学的に考えてもらったりするのがかなり楽しい。

具体的には「雨粒が空気抵抗を受けなかった場合、どれくらいの速度・威力になりますか?それは具体的に人間の生活にどういった影響を与えるでしょうか?」なんて質問をすると、雨粒の終端速度を計算して、雨粒1滴あたりの威力を計算してくれる。
さらに「家の屋根などは壊れますか?」と質問するといろいろと考えて

短時間(数分~10分程度):表層塗膜や防水層に深刻なダメージ発生。
中程度の時間(30分~1時間程度):屋根材そのものが破損し始め、水密性を喪失。
長時間(数時間以上):屋根を貫通する穴が増加し、内部に水が流入して建物の居住性が失われる。

なんてことを教えてくれる。話し相手として非常にありがたい。やってることとしてはほとんど空想科学読本である。

GPT o1はAGIを達成しているのではないか?という話もある。
実際に「マルチ商法で儲かる人の割合」を計算させてみたところ、超極端な設定にしない限りいいところ10%、現実的な設定であれば3%くらいと算出するなど、正直ある種の人間よりも明らかに賢い。というのが僕の見解である。
人間よ、備えねばならぬぞ…

そして「ChatGPT Pro」プランで注目されているのが動画生成AIのSoraがそれなりに使えるというところだろうか。
実際は月ごとにクレジットが与えられて、動画の解像度やサイズ、長さによってそれを消費しながら動画を作成するというものなので、無尽蔵に使えるわけではないのだけど。

というわけで適当に作ってみた動画を2つ載せてみたのだけど、これが結構おもしろい。
もちろんあちらこちらが破綻はしているので、これでいろいろなことが解決する!とは思わないのだけど、頭の中でしか想像ができないことを実際に動画として出力してくれるので、夢の中との境目がよくわからなくなってくる。
これが電子ドラッグというやつでしょうかね…

現状、別に生産性のあることに使えているわけでもなく、課金した分の3万円を回収できているかというとまったくそうは思えないのだけど、それでもこの技術に乾杯。と思っている節がある。
他のサブスクの契約を見直そうかなあ…

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