自分のことを信用していないというか、放っておくとどこまでも自堕落に生きていくだろう、という自信がある。だからこそできる限り自分の周りのことを自動化して行こうと目論んでいる。
便利な時代になったもので、クレジットカードを使い、オンラインバンキングを使えば自動的に家計簿ができあがる。外出しながらにして自室の電気を消すことができるし、エアコンの操作もできる。体重計に乗りさえすれば、体重の推移すら勝手に記録してくれる。本当にいい時代だと思う。
こうして色々と自動化していく中で「睡眠の記録も自動でとれたらいいな」と思うようになってきた。
スマートウォッチでできることは知っていたのだけど、これまでに使っていたスマートウォッチは結構デカくて寝ている間に着用するのはだいぶ億劫…ということで、安いスマートバンドを買ってみた。
これがなかなかどうして機能的に大満足で日常生活でもこれを着用している。
肝心の睡眠記録に関しても、これを着用して眠るだけで結構しっかりとログを取っておいてくれる。眠りに落ちた時間も目覚ましにたたき起こされた時間も、間違いなく記録してくれている。大満足の買い物といって良いだろう。
このスマートバンドを使って数日。睡眠ログ見ていてあることに気がついた。Zepp Lifeというアプリである。
「18%のユーザーよりも良い睡眠です」との文字。
これはつまり「このアプリを使っている人の中で、あなたの睡眠は下から18%よりちょっといいくらいですよ」ということだ。それはたぶん「良い睡眠」ではなかろう。
このアプリ、なんと他の人と睡眠を比べて戦わせることができるのだ。たしかに午前5時前に眠りに落ちて、3時間39分しか寝ていないのはあまり良いことではないだろう。しかし、眠りにバトル要素を導入するというのは新しい。新しすぎるといってもいい。なんぜバトルするためには戦ってはいけないのだ。
休日でないとハイスコアを残すことは不可能だと思うので、休みの日にぐっすりと寝てみたらこんな感じになった。やったぜ。