生活をキャッシュレス化するために、財布をSecridにした

できるだけ現金を持ち歩きたくないと常々思っていた。
理由は3つ、支払いの度に小銭を数えるのがめんどうくさい、支出の記録をするのがめんどうくさい、足りなくなったらATMで下ろすのがめんどくさい。
そんなめんどうくさがり人間なので、支払いは極力スマホ決済かクレジットカードで済ませる…という生活をするようにしたところ、少なくとも対お店の支払いで現金を使うのは、数ヶ月に一度程度まで削減することができた。コロナ禍もありほとんど外に出てないというのもあるけれど。

ここまで来ると次の段階として、数ヶ月に一度しか使わない現金を常に持ち運ぶことに疑問を感じてきた。
いい大人ならある程度財布にお金が入っているものなのかもしれないが、ある程度の金額を持ち歩くとソワソワする。万が一紛失した場合、カードなら止めてしまえばいいけど、現金はノーガード。リスキーすぎる。わざわざ持ち歩くこともないだろう。

そんなわけで、この際財布ごと入れ替えてしまおう!と思い立ち、少し前から気になっていた「スマートウォレット」というジャンルの財布を使ってみることにした。

Secrid Cardslideを使ってみる

Secridというのはオランダのメーカーが製造しているカードケースである。それにアタッチメントで小物入れを追加したのがCardslideというラインナップだ。

Secridのカードケース自体は6枚くらいのカードを収納することができる。
カードを使用するときは下部のトリガーを引くと、収納されているカード類が持ち上がる。カードを使った後はそのまま押し込めば収納完了だ。

そしてアタッチメントのCardslideは本当にちょっとしたスペースの小物入れである。ここにはスマホアプリ化ができないポイントカードが2枚と、数千円の現金を入れている。

キャッシュレスをテーマにしていたのだけど、緊急時などにはさすがに現金がまったくない…というのは厳しいし、キャッシュレスに対応していないお店を使う場面というのもたまにはある。主にラーメン屋とか。多少の現金は受け入れていかねば生きていけない。
発生してしまった小銭は貯金箱に突っ込んでおけばよい。
小銭が必要になることはこれからも年に数度発生するだろうし、ある程度溜まってきたら電子マネーにチャージしてしまえばいいだろう。
1円玉と5円玉は正直扱いに困っているんだけど…

財布の中身って持ち歩かなくていいものが多かった

クレジットカードを作るのが趣味なので何枚かクレジットカードを常に持ち歩いていたんだけど、Secridを使うことによって持ち歩けるカードの枚数が6枚に限定された。
さあどうしたものか、悩ましいな…と思ったのだけど、1回の外出でそんなに大量のクレジットカードを使ったことがないことに気がついた。そもそもそんなに多くの店に入る機会がない。

クレジットカード以外の財布の内容物も、精査していったら正直ほとんど使わない物がほとんどだった。もしものためにテレフォンカードを持っておこう!と思っていたけど、そもそも公衆電話を見つけることが至難の業だ。最後に自分で使ったのは10年くらい前である。
要らない物をより分けていったら、最終的に身分証明書替わりになるカード+クレカ+キャッシュカードがあれば、日常生活はそうそう不自由しないのである。運転免許証も後生大事に持ち歩いていたけど、そもそも運転する車を所有していない。突然レンタカーを借りることもないだろうし、誰かの車や原付を借りることも…まあ、ないだろうなあ。

結局のところマイナンバーカード、キャッシュカード、クレジットカード3枚という構成に落ち着いた。マイナンバーカード、どうやら保険証として使えるようになるらしいじゃないですか。免許証としても使えるようになってくれると身分証明としては最強なんですけどね。

Secridにしてよかったこと

Secridを使い始めてよかったこと、それは単純に「持ち運びが楽」という1点に集約される。クレジットカード+αのサイズしかないので、ポケットの中での主張が少ないのは好印象だ。
また、普通の財布だとあちこちに収納スペースがあるのでどこになんのカードを入れたかわからなくなったり、いくらでも収納できてしまうから、ついついいろんな物を入れてしまい…とムダに内容物が増え、さらに探すのに時間がかかり…という悪循環が発生していたのだけど、Secridの場合は厳格に収納できる量が決まっているので、悪循環が発生し得ない。これも整理下手の自分としてはよいポイントだろうな。

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