【レビュー】電子ペーパータブレット「Bigme B6」で快適な読書をしよう

電子書籍端末がほしい年始

年始に読書をしよう!と思って、電子書籍と読書端末を購入することにした。
意外と熱いジャンルのようで、いくつかの会社から端末が出ているんだけど、今回はAmazonのセールで安くなっていたBigme B6を購入して使ってみた。

おすすめ度:★★★★★(5/5)
向く人:複数の電子書籍ストアを使って読書をしたい人、持ち歩きを考えている人
向かない人:  ひとつの電子書籍ストアで完結している人、美しいカラー表示が必要な人

Bigme B6のスペック表(主要スペック)

項目 スペック
画面 6インチ E Ink Kaleido 3(カラー電子ペーパー)
サイズ 149.3 × 108 × 6.98mm
重量 176g
解像度 1448 × 1072
画素密度 白黒:300ppi / カラー:150ppi
フロントライト デュアル(寒色・暖色)/ 36段階
OS Android 14
CPU MediaTek Helio P35(8コア / 最大2.2GHz)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
外部ストレージ microSD(最大1TB)
バッテリー 2100mAh
無線 Wi‑Fi(デュアルバンド)/ Bluetooth

前述の通り、Android 14を搭載しているし、カラー表示が可能で6インチ、というのはかゆいところに手が届くスペックだ。
電子書籍を大量にダウンロードしたい場合、ストレージ64GBは不安だけど、microSDで最大1TBまで拡張可能なのでまったく心配はいらない。

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レビュー

前提(使い方・環境)

用途:読書中心(小説/マンガ)
利用アプリ/ストア:Amazon Kindle / 楽天Kobo / 楽天マガジン / Booklive など
1日の使用時間:1時間前後

外観・携帯性

外観は2万円台の端末としてはかなり良い感じ。安っぽい感じはしないし、マグネットカバーが同梱されているので高見えするといえる。
6インチというサイズなので、ズボンのポケットには入らないけれど、カバンには難なくしまうことができる。イメージとしては文庫本を1冊持ち歩いているくらいのサイズ感だ。
重さも176gと軽いので、カバンに入っていることを気にならないくらいだ。片手で持って長時間読書をしても疲れることはないと思う。

ボタン類は端末上部に電源ボタンがあるだけだが、マグネットカバーを開けば勝手に電源が入るので押す機会はほとんどない。再起動が必要になったときくらいだろうか。
音量ボタンは搭載していないので、物理ボタンを押してページめくりをする機能が使えないのだけど、特に不便を感じることはなかった。

唯一残念なのは指紋認証に非対応であるところくらいか。PINコードなりパスワードなりを設定する必要がある。
そこまで頻繁に使う端末ではないと思うので我慢はできるポイントだけど…

画面の見やすさ

E-ink端末にありがちなのが表示切り替えのモッサリ感である。これに関しては正直慣れの問題だと思うのだけど、以前に使っていた端末と比べたところかなり表示はスムーズだなと感じた。

こちらは実際にPDFファイルを表示させた様子なのだけど、モッサリ感はあまり感じられない。
文字の読みやすさに関しては、さすがに電子ペーパー。モノクロで300ppiの解像度なので通常読書にはまったく問題ないと言っていいだろう。視認性はかなり高いと思う。
小さい文字が読みにくかったら文字を大きくできるのが電子書籍の強みだし。

一方でカラー表示の場合は解像度が150ppiとなるし、色表現も美しい!というわけではない。
正直カラー表示はおまけに近いなと思っているんだけど、これでもマンガの白黒ページからカラーページに進んでいくとカラーの迫力というのは感じられる。
カラーできれいに読みたかったらスマホを取り出そう。

電子ペーパーは光らないので屋内ではフロントライトが必須になる。寒色と暖色のライトをそれぞれ調整できるので目にも優しい。環境に合わせて好きに設定するといいだろう。

動作性能

動作性能はそれなりによい。
電子書籍アプリを複数開いてもまったく問題なく動作する。ブラウザでインターネット閲覧も可能だ。

スリープからの復帰もご覧の通りかなりスムーズだ。
CPU性能から考えるに重たい処理やゲームは苦手だけど、そういうことがしたいのだったらスマホやパソコンを使おう。

バッテリー持ちがよい

バッテリーは2100mAhとなるが、電子ペーパーの省電力性のおかげでほとんど電力を消費しない。1時間使っても5%も減らないこともあった。
しかし、書籍のダウンロードなどの通信を行わなくてはいけないタイミングではかなり充電を消費する。ダウンロードは家で行うことをオススメしたい。

待機電力に関しては、スリープ状態にしている間はWi-Fi通信を切る設定にしていると1日で1%くらいしか減らないので素晴らしい。
いろいろとダウンロードしてから満充電にして、それなりに毎日使った上で1週間経ってやっと充電残量が20%を下回るくらいの省電力性である。

ソフト面

日本語入力に関してはデフォルトでGboardが搭載されており、困ることはまずないだろうと思う。
端末スペックはそこまで高くないのと、中国製端末なので制約はあるけれど(最初のセットアップ画面がデフォルト中国語だったり、タイムゾーンがデフォルトで中国になっていたり)。
しかしちょっとAndroidに慣れている人であれば問題なく設定することができるだろう。

「読書中心」の使い方で良かった点・微妙だった点

良かった点

複数の電子書籍ストアを1台で使える自由さ:Kindle、Kobo、BookLive、楽天マガジンなど好きなアプリを入れられるので、ストアを横断して読書できるのが最高
軽量&コンパクト:176gで文庫本サイズ。カバンに入れっぱなしでも気にならないし、片手持ちで長時間読んでも疲れない
圧倒的なバッテリー持ち:1日1時間読書して1週間以上持つ省電力性。充電の心配がほぼゼロ
画面が見やすい:300ppiのE-inkはやっぱり目に優しい。フロントライトも調整幅が広くて夜読書も快適
意外とサクサク動く:スリープ復帰も速いし、アプリ切り替えもストレスなし。「E-ink=遅い」というイメージを覆してくれた

微妙だった点(注意点)

指紋認証非対応:毎回PIN/パスワード入力が必要。そこまで頻繁に使うわけじゃないけど、ちょっと面倒
カラー表示は素晴らしいというレベルではない:150ppiで色味もくすんでいるので、カラーページを楽しむなら結局スマホを取り出すことになる
中国製端末特有の癖:初期設定が中国語デフォルト、タイムゾーンも中国設定。Android慣れしてないと戸惑うかも
音量ボタンがない:物理ボタンでのページめくりができない。タップ操作オンリーだけど、慣れれば問題なし
ダウンロード時のバッテリー消費通信中は結構電池を食う。書籍のダウンロードは自宅で済ませるのが吉

こんな人にはおすすめ / おすすめしない

おすすめ:複数の電子書籍ストアを併用している人/通勤・外出先で読書したい人/バッテリー持ちを重視する人/目に優しいE-inkで長時間読書したい人/Androidに多少慣れている人

おすすめしない:1つの電子書籍ストアだけで完結している人(Kindleのみ→Kindle端末で十分)/カラー表示の美しさを求める人(タブレットやスマホのほうが良い)/初期設定で詰まりたくない完全初心者/指紋認証が絶対必要な人

まとめ

「複数ストア併用×読書中心」なら文句なしの★5端末。カラーはおまけと割り切れば最高の読書体験が手に入る。
もしあなたが電子書籍ストアを行ったり来たりしているなら、Bigme B6は間違いなく買い。
逆に「Kindleしか使わない」なら素直にKindle Paperwhiteその他の端末を選んだほうが幸せになれるかも。

カラー表示に期待しすぎず、「E-inkで読書がしたい+複数ストア使いたい」という人に全力でおすすめします。

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