Pixelfedの自分用サーバーを立ててしまった

Misskeyのおひとりさまサーバーを作って早数ヶ月。
高校生くらいの頃はどこに出しても恥ずかしい、立派な「ツイ廃」だったのだが、あれから10年以上経って社会人としての日々に揉まれて日に数度くらいしかSNSに投稿をしなくなってしまった。

それなのに、今度はなぜかお金をかけてPixelfedの自鯖を建ててしまった。なぜに。自分でもわからない。

Pixelfedだとイメージが用意されていない

これまでにXserverのVPSを使って、Misskeyとn8nを運用してきたのだけど、どちらもXserver側が用意してくれたOSイメージを使っての立ち上げであった。
それなりに調べながら進める必要はあったのだけど、イメージが用意されている→なんか間違えても一旦リセット!が簡単にできる状態である。トライアンドエラーも非常に簡単にできる。
実際、最初にMisskeyサーバーを立ち上げたときも3回くらいリセットをした気がする。

ところがPixelfedに関してはイメージが用意されているわけではない。トライアンドエラーをしているとめちゃくちゃ時間がかかってしまう。
追い打ちをかけるように、そもそも日本語で運用しているサーバー自体がかなり限られているし、そのせいもあって日本語のドキュメントも初心者向けのものはほとんど存在しない。圧倒的アウェー。
もちろんMisskeyサーバーを運用することでなんとなく「VPSとはこういうことなのか」と概要を掴み始めてはいたのだけど、Pixelfedに関しては3回くらい挫折をしている。

「頑張って勉強して、自分で立ち上げに成功したんだ!すごい!向上心がある!」と自分を褒めてあげたいところではあるのだけど、正直なところを言ってしまえば今回の行程はほとんどChatGPT 5.1に言われるがままにやったのである。

AIの指示を受けてパソコンを操作する人になった

とりあえずVPSを契約して(Xserverには4日間使える無料のプランがあるので、とっかかりやすくて最高)、ChatGPTに「Dockerが入ったUbuntuで動くVPSを借りたんだけど、Pixelfedサーバーを立ち上げたいです。あまり詳しくないのでステップバイステップで教えてください」と懇願。
ChatGPTが考えている間にUbuntuのアップデートなどを行い(これも過去にChatGPTに教えてもらったコマンド)、ChatGPTからの質問にいくつか答えて回答をブラッシュアップしてもらい、コマンドを教えてもらうのだった。

途中「これ、ChatGPTがパソコン操作した方が早いんじゃないの???」と思い、自分の存在意義が揺らいだりもしたんだけど、そんな二人三脚、もうちょっと正確に言えばおんぶにだっこで、無事にPixelfedサーバーを立ち上げることができた。

Pixelfedは挙動に癖がある気がしている

なんとか立ち上げたPixelfedインスタンスではあるが、結構癖がある感じだ。
最初にハマったのは、自分のMisskeyアカウントからPixelfedアカウントをフォローしようとしてもフォローが通らない問題。これはキャッシュを消して再起動をかけたら解決した。

そして未だに解決していない問題は「フォロー数や投稿数が正確に表示されない」というもの。まあ、別にそんなに困らないんだけどね。
グローバルフィードに関しても取得できている画像が明らかに少ないし、時系列もバラバラだったりで不思議なことになってしまっている。3時間前の投稿の後ろに1時間前の投稿が表示されたりしている。このあたりはまあ、そのうち安定していく…のかな…?
あと、特定のサーバーのユーザーをフォローできない問題も発生している。これはなんだか相手方のサーバーの設定に問題があるような気がしなくもないのだけど…

とりあえず、今年のひとつの目標のようなものは達成できたのだから、今はこれでよしとしよう。ChatGPT 6とか7が出てきたら、完璧なサーバーになるのかもしれない。

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