推しがジムに行くというならば

フラワーカンパニーズが「10代はいつか終わる 生きていればすぐ終わる」と歌っているけれど、20代の終わりが近付いてきてしまった。1ヶ月もすれば29歳である。アラサーど真ん中だ。
まあ、30歳になったからといって、そこまで急激になにかが変わるものでもなかろう。と思うんだけど、この機会になにかをしてみても良いだろう…という気持ちも抱えていたりする。

そんなわけで唐突にジムに行くことにしてみた。小中高と体育が大嫌いだったのに。

まあ、唐突にそんなことを言い出したのも、推しているVTuber、アンジュ・カトリーナが「ジムに行こうかなーどうしようかなー」と話していたからである。
自分の推しが頑張っているのであるから、自分も頑張ってみよう…という突発的な考えである。
医者にキレられるレベルで不健康な生活をしていた推しが、その重い腰を上げてジムの見学を申し込もうとしているのだ。自分も頑張ってみてもいいんじゃないか。

実は今年に入ってから近所の公園をランニングをしていたのだけれどこの猛暑である。健康のために命を危険に曝すのは本末転倒もいいところだ。安全のためには屋内で運動をするほかない。

それなりの田舎に住んでいるので、そもそも身の回りにジムの存在を感じたことがない。と思ってGoogleマップで検索をしてみると、最寄り駅の近くに1件、家の近くにも1件ヒットするではないか。
これまで気にしなかっただけでフィットネスの波はすぐ近くまで押し寄せていたのだ。 調べを進めると、駅チカのジムはトレーナーが中学時代の嫌いな同級生であった。そんな相手に金を払って教えを請い、食事指導を受けるのか…と考えるだけでも恐ろしい。絶対に行かない。
ちなみに家の近くの方は謎のヨガ教室だった。通ってみたら第三の目が開いたり、空中浮遊ができたりするかもしれないが、たぶん精神の健康は阻害されそうな気がする。

仕方がなく検索範囲を広げてみると、電車に乗って5分くらいの駅から、さらに15分歩いた先にいい感じのジムを発見した。これはハードルが高い!…のだけど、嫌な同級生に10年越しに会うよりはだいぶマシだ。
思い立ったが吉日、深夜にウェブ会員登録を済ませて、次の日にはジムに向かった。

そして当日、猛暑の中を歩いて向かったジムは天国のようであった。初回こそインストラクターの施設紹介があったものの、それ以降はかなり放任主義。
「マシンの使い方がわからなかったら聞いてくださいねー」くらいのスタンスだし、聞いたら聞いたで親切に教えてくれるのですごく快適だ。Wi-Fiは高速だし。

難点と言えば、どうしても荷物が大量になってしまうことだろうか。
電車移動が必要なので、さすがに汗だくのまま帰宅するのは避けたい。着替えとシャワー時のタオルは持ち歩くこと確定。自販機はジム内にあるのだけど、そこはさすがに自販機価格なので途中のドラッグストアで飲み物を買い…となると、それなりの大荷物になる。どこかに行くついでに…というスマートなジム通いは難しい。

その後、週一ペースで2回しか行けていないのだけど、嫌いだった体育の授業と比べると、かなり楽しく運動できている気がする。
なによりイヤホンを付けて運動して良いのが良い。走りながら好きなVTuberのアーカイブを見ていられるというのは学生時代とは違うところである。アーカイブ1本消化したら1時間以上経ってるしね。いいね!ジム!

…なんて思っていたら、こんな動画が投稿されているじゃないですか。

いいもん、アンジュもきっと他のジムを探して行くよ。きっと。泣いてなんかいない。

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