このご時世に新聞電子版を契約してみた

Netflixやら楽天マガジンやら、様々なサブスクリプションサービスを契約しているのだけど、ついに新聞の電子版を購読するに至った。
日常に浸透しているという意味では、日本で屈指のサブスクリプションサービスだと思うんだけど、どうもいまいち盛り上がりに欠ける新聞。

たぶんこういう世の中だからこそ、お金を出してでも新聞の情報にアクセスできることが重要なんじゃないかと思って、今回電子版を契約してみた。

この時代に新聞を購読する意味

2021年に入って…というか、もう数年間、いや、もしかしたらもっと前から、手軽に手に入る情報の信頼性が揺らいでいる…というのは、少なくとも確かなことだと思う。
個人(しかも医者でもなければ勉強もしていない)が発信するようなCOVID-19に関する情報は当たり前のように信頼性ガタガタだったし、一部の人々は未だにトランプが大統領選に勝利したと吹き上がっている。

マスコミの報道は信用できない!といいつつ、マスコミの報道を否定するような内容の情報はなんでも鵜呑みにする…というのが、果たしてまともな文明人の姿かどうかはこの際置いておいて、ここ数年で確からしい情報を報道してきた媒体がなんなのかというと、やはりどうしても新聞なんだと思う。
もちろん、新聞だって間違えることはある。でも、少なくとも他のメディアに比べれば相対的にマシだ。なにか間違いがあったら訂正記事が出る…って時点でだいぶ良心的じゃない?と思うのは他のメディアへの信頼がなさすぎるだろうか。

電子版は気楽でよい

自分の実家は新聞を購読している家だったので、わりと読もうと思えばいつでも新聞に触れられたのだけど、最近になって購読をやめてしまった。
まあ、もう紙媒体での新聞が流行ることは残念ながらないだろう。端的に言って邪魔だものあれ。

仕事に前とか、ちょっと気になった時にスマホですぐ開けるというが電子版のいいところだと思っていたのだけど、それ以上に古新聞がたまっていかないところは精神的な負担が少なくてよい。
気になったりよくわからない単語をすぐに検索できるというのもかなり気に入っている。いちいち注釈がつかないような単語も調べてみると案外新しい発見があったり、間違って覚えていることもあるもので。

そんなわけで、世の中には逆行しているかもしれないけれど、新聞を読むことにした。少しはまともに生きられると思う。

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