radikoの新サービス、タイムフリー再生がきた!

今こそラジオ

テレビよりもラジオが好きである。
映像を見ながらだと同時にできることは限られてくるし、テレビ番組というのは大量にタレントが出演するためその中に嫌いなタレントが出ていたりすると嫌になってしまう。
その点ラジオだと音声だけで楽しめて、多くても出演者は4人くらいだったりするのでノイズも入ってきづらい。

さて、そんなラジオをインターネットを介して高音質で聞くことができるradikoであるが、2016/10/11より新機能がリリースされた。
その名も「タイムフリー聴取機能」そして「シェアラジオ」である。

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タイムフリー

東芝のHDDレコーダーには「タイムシフト」というのがあるが、それをラジオ局がやってしまおう…というのが「タイムフリー」である。
放送から一週間ではあるが、radikoを使えば民放ラジオの過去の放送を聞くことができるのである。
つまり、眠くて聞けなかった深夜の番組も、生活リズムの問題から聞くことができなかったあの番組も、無料でさかのぼって聞くことができるのである!

しかも、すごいことに早送りや巻き戻しもできる。
おもしろいところを聞き直したり、交通情報などを飛ばしたり…ということができてしまう。いやはや、本当に至れり尽くせりのサービスだ。

一応、再生を始めてから3時間以内でないと再生不可になるなど、ちょっとした制約はあるのだけど、それにしたってものすごく攻めているサービスである。
現時点で、テレビ局ではこんなこと絶対にできないだろう。
テレビより古いメディアであるラジオが、それをやってのけてしまったのだ。

シェアラジオ

そしてSNS時代に合わせて投入されたのが「シェアラジオ」である。
タイムシフトで聞いている番組の「これはおもしろい」という部分を時間指定をしてシェアできる。

ラジオをあまり聞いていない世代に向けてのプロモーションになる…ということなのだろう。

ラジオを聞こう

若者のテレビ離れが叫ばれたって、それでもラジオよりは圧倒的に人気がある。
だけど、権利やしがらみがガチガチでフットワークの重たいテレビに対して、もっと崖っぷちのラジオは攻めていくことができるんじゃないかと思っている。限られた中ででも、カルト的な人気を集めれば良い。

そんな中でインターネットとの融合を模索するという意味では、ラジオに一日の長があるといえるだろう。
ギリギリのラジオがこれからどれだけ攻め込んでいけるか、これがラジオに期待することである。
ラジオにはテレビのつまらないバラエティー・変な報道番組への最後の砦であって欲しいのだ。

今回のサービス開始は実証実験ということなのだけど、これからもずっと提供し続けて欲しいサービスである。

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