タイトルの通り、DP1 Merrillを使っているのです。このカメラの良いところをあげるならば、恐ろしいほどの解像度。ただそれだけ。
…いや、性能面では本当にそれくらいしか誇れることはないのです。ISO感度を400ぐらいまで上げるとノイズが乗るし、今時手ぶれ補正がついてない。暗所での撮影をしないために作られたようなカメラです。あ、フラッシュも付いてないや。
購入したときは「修行用」と思って買ったんですけど、1年も使ってるとだいぶ慣れてきていろいろな撮影ができるようになりました。
そんなわけで「暗いところでの撮影は諦めろ」といわれがちなDP1 Merrillで撮影した暗いところ写真集です。
Lightroomで検索をかけると「Merrillで撮った、すでにネット公開している、シャッタースピードこれくらいの写真」というのを瞬時により分けられるからすごい。
夜景はもう三脚を立てるしかない
あんまり普段から三脚を持ち歩いている人はいないんじゃないかと思うけど、Merrillユーザーは小さい三脚を買って、カメラと一緒に持ち歩くべき。夕方以降になにか撮ろうというならマストアイテム。
だって13秒間シャッター開けてないといけないんだもの。手ブレしないわけがない!
というわけでISO感度100で13秒間露光。走ってる車が光の筋になっていい感じに。
こちらも夜景。露光は8秒。暗くてもISO感度を上げなければこの解像度を誇るのがDP1 Merrill。
ディズニーランドが夢の国でも手ブレは補正されないので三脚が必要…なのだけど、実はディズニーランドは三脚禁止なのです。仕方ないからベンチにおいて、下に物を噛ませて…
夜景撮影は戦いだ!
右の方に飛行機が線状になっております。
屋根のあるところでも三脚を
こちら鍾乳洞(福島県のあぶくま洞)での写真。だいぶ入り口近くでの撮影。これはお昼頃に撮ったはずだけど、もう太陽が出てないと入り口近くでも三脚が必要。
水族館で撮った写真。水族館の中なんてねえ、暗いからねえ。シャッターは0.5秒だから、手ブレ補正がなしでの手持ち撮影は絶対に無理!
結論、三脚は素晴らしい
もうね、しかたないよ。高解像度だからほんの少しもブレも許されない、さらにISO感度を上げられないからシャッタースピードは稼げない、手ブレ補正は付いていない…
でも、ここまでくるとある意味諦めもつくのが現実。下手に暗くてもちゃんと撮れると「三脚持ち歩かなくていいや」となって、30秒間シャッターを開ける…みたいな撮影からどんどん遠のいてしまう。でも、長い間シャッターを開けることで思わぬ収穫があったりする。
そもそもMerrillを買う人なんて「Merrillでしか撮れない写真を撮ってやる!」と意気込んでいる人だけなはず。やるからには突き抜けないとつまらないよね!
SIGMA デジタルカメラ DP1Merrill 4600万画素 FoveonX3ダイレクトイメージセンサー F2.8
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (55件) を見る
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (6件) を見る