インフルエンザ疑惑

ここ数日、インフルエンザ疑惑の渦中にいた。
風の噂で近隣の小学校や中学校、さらには大学の隣の棟でインフルエンザが大流行しているということは聞いていた。
そんなことでビタミンCを積極的に摂取したり、マスクをしたりしなかったりして、風邪対策のようなことはしていた。あんまり倒れるわけにはいかないような時期なのだ。

そんなある日急激に体がだるくなった。頭が痛い。関節というか全身が痛い。インフルエンザか!?と直感的に思った。
ただ、「全身が痛い」に関してはその前日にふと思い立ってバッティングセンターにいき、120スイング越えというプロ野球キャンプインか?というようなハードな運動をしたからなのか、インフルエンザの症状なのかよくわからないという変な状況だった*1

そんなこんなで体温を測ってみると37.8℃というなかなかの数値。ここからガンガン上がってくるのかな…と思っていたら、最高で38.1℃まで上がってきた。
この歳になっての38.1℃って結構しんどいんだけど、インフルエンザにしては物足りない。高校生の時に新型インフルエンザにかかったときはもっと上がったし…


次の日病院へ。
行った内科が2件続けて休診で心が折れそうになりつつも3件目で診てもらえた。節分は休診なのか?
他の患者さんをみていると、やはりお年寄りが多いのだけど、ひとり同い年くらいの青年が。
着ている服とかを見ると明らかにオラオラ系なんだけど、なんだか表情がふにゃっとしている。

インフルエンザにお決まりの検査、長い綿棒みたいなので鼻をグリグリされた結果、どうやらインフルエンザは陰性。胸をなで下ろす。
そしてお医者さんからの言葉
「インフルエンザって感じの表情じゃない」
というまあ、ベテランの先生のその言葉はある意味お墨付きだよね。

ごく普通の風邪薬の処方箋をもらって、薬局へ。
なんだかおもしろそうだからジェネリック医薬品にしてもらったり、お薬手帳を忘れたことに気がついたりしつつ薬待ち。

よく見たら僕の前に薬を受け取って説明を受けているのは、先ほどのふにゃっとしたオラオラ系の彼。話を聞いているとどうやらインフルエンザの薬の模様。
そうか、お医者さんが言う「インフルって感じの表情」というのは「ふにゃっとした表情」なのか。

普通の風邪薬を服用したところだいぶ元気になって、この文章を書ける程度には回復している。やっぱり普通の風邪だったんだろう。

ふにゃっとした彼が早いところオラオラ系に戻れるよう祈っております。

*1:普段そんなに運動していないと120スイングもすると握力が死ぬのね

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