オモコロを読み始めてどれくらい経つのだろう、と思ってTwitterのログを探してみたら2010年には言及をしていた。15年前だ。人生の半分くらいの期間、ほぼ毎日オモコロにアクセスしていることになる。怖い。
自分がことあるごとに「テキストサイトへの憧れ」を表明しているのは、半分はオモコロの影響である。もう半分は「電気サーカス」の影響である。
テキストサイトへの憧れが、わざわざ独自ドメインを取ってブログを立ち上げた理由であるし、Misskeyのサーバーを建てた理由の根底に横たわっているのだ。
YouTubeチャンネルもほぼ全ての動画をチェックしているし、どんどんオモコロに関係する知識ばかりが増えていく今日この頃な訳ですが、そんな折にオモコロが2025年6月22日にパシフィコ横浜でイベントをするというじゃないですか。
パシフィコで???という驚きもありつつ、参加してきましたよ。
ちなみにオモコロ関連ではないけれど、関連イベントとしては過去にダ・ヴィンチ・恐山の小説刊行イベントその他にも行ったことがある。あれは渋谷ロフトでしたね。
本当に席が埋まっている…!
初期の方のオモコロに慣れ親しんでいる身からすると「キャパ4500人の会場、埋まらなくない???」というのが正直な感想だったんだけど、いつの間にかチャンネル登録者数は45万人のコンテンツになっている。
そりゃパシフィコ横浜でも埋まっちゃうよね。隔世の感とはこのことだ。
開場の前にグッズコーナーにも立ち寄ったんだけど、そこには長蛇の列があった。そして女性比率がめちゃくちゃ高い。
まさか1時間並ぶことになるとは。そしてその奥のフォトブースも長蛇の列があるとは。
もちろんチケットはソールドアウト、超満員でした。そんなことある?テキストサイトから出てきた人達だよ?普通におじさんだよ?
笑いっぱなしだった
イベントの内容に関しては、まだアーカイブの販売期間中なので詳しいことは書かないのだけど、本当に笑いっぱなしだった。
文脈を理解しているとおもしろくて、理解していないと「この人達は一体なにに対して笑ってるんだ?」となる。
分類してしまえば内輪ウケがほとんどなのだけど、テキストサイトだって言ってしまえば内輪ウケだし、ネットミームだって内輪ウケだ。
本人達も方々で「タレント・有名人のような扱いに照れがある」と言及しているけれど、その自意識と求められているものの折り合いが付きはじめているように感じた。
タレント・有名人のような知名度を使って、テキストサイト的なおもしろさを同時に広めていくんだ、というような感じを受けた。いや、実際のところ当人達がどう考えているのかわからないけれど、そういう風に感じた。
さあ、次はキャパ1万人の会場を期待しましょうか。
関東近郊であれば代々木第一体育館が1万2千人くらいということで、次はその辺りを狙っていただきましょう。日本武道館とか両国国技館はたぶん貸してもらえないと思うので…