Twitterに血塗れの事件現場写真をアップするんじゃない

こういうブログを読んでいるインターネットジャンキーなあなたなら、2019年5月に新宿で起こった事件を知っているだろう。

「好きで好きで仕方なかった」という、阿部定事件を彷彿とさせるような供述もあり、この事件はインターネットジャンキーの間で大きな話題となった。

参考 「好きで好きで仕方なかった」男性刺して逮捕の女テレ朝news

事件が話題になると同時に事件現場を撮影した写真がTwitter上で大拡散されるという事態が発生した。血塗れで倒れる男性と、その横でニコニコしながら座っている女性…という写真である。僕のTLにも流れてきてしまった。

いろいろと信じられない事態だ。目の前でそういう事件が起こって、スマホで撮影して、それをおもしろおかしくTwitterにアップして、それを簡単にRTする人がたくさんいる。いくつも理解しがたいことが連鎖して起こっている。

自分だってそれなりに生きてきて、目の前で事故が発生したことは何度かある。電車に乗っていたら目の前にいた人が倒れたとか。そういう状況に遭遇したとき、スマホを向けてくるやつというのは信じられないことにいるんですよね。一体その写真を撮ってどうするんだろう。友達に自慢するの?

そういう画像をTwitterなりインターネットなりにアップする人というのは、インターネットを使う上でのリテラシーというかセンスがないから、即刻インターネットから距離を置いた生活を送った方がよいと思う。拡散する人も同じだ。いつか自分や周りの人を巻き込んだ炎上騒ぎを起こすだろうし。自分のためにも人のためにもさあ今すぐにアカウント削除だ。

自分のタイムラインくらい、自分が楽しかったり興味を惹くもので埋められていてほしいから、RTをした人に関してはフォローを外した。というかブロックした。

少し前に「ミュートもあるのにわざわざブロックするは悪意だ」みたいな議論があったらしいが、悪意ではなく自己防衛である。Twitterに血塗れの事件現場写真をアップするんじゃない。

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