気づいたらOpenClawをVPSに突っ込んでいた

気づいたらOpenClawを自宅VPSにインストールしていた。Botに「OpenClawクン」と名付けて動かしたら、設定を自分で壊して魂を失うという事件が起きた。1日の実測コストは$0.16弱。

気づいたらOpenClawをVPSに突っ込んでいた
Photo by Lukas / Unsplash

最近のAIの進歩が早すぎる。日本がお盆休みの間にもどんどん新しいモデルが出てくるので、「これが世界を相手にするということか…」と思っている。追いかけるのは楽しい。
OpenRouterにGLM 5.3が来て、えらく安いなあと調べていて、気がついたらOpenClawをVPSに突っ込んでいた。こういう夜もある。

きっかけ

n8nでワークフローを組んで、Karakeepでブックマークを整理して、Wiki.jsに自動生成の百科事典記事を溜め込んでいる身としては、新しくAIエージェントを動かすというのにそこまでの必要性を感じなかったのだけど、とにかく新しいものに触りたい衝動がふつふつと湧き出た。
「いろいろと自由にいじれるのはOpenClawか」というイメージがあったので、Claudeと相談しながらインストールを始めてみた。

てっきり自分のラップトップに入れるのが正解かと思っていたんだけど、ラップトップは電源を切る。
24時間動かしたいならVPSにインストールするほうが良いというのは目からウロコだった。よく考えたら当たり前なんだけど…

Telegramを入れる

OpenClawに指示を出すには、Telegramを使用するのが王道らしいので、Telegramのアカウントも作成。
なんだかすっかり怪しいイメージが付いてしまったTelegramをインストールする。知り合いが誰も使ってないんだけど、これでやり取りしていたらなんかかっこいいよな、と思ったりする。

@BotFatherに/newbotと話しかけて数分でトークンが取れるあたり、「一番簡単」と言われる理由がよくわかった。

Botの「できました」は信用ならない

Claudeの後ろ盾のおかげでインストールや設定は滞りなく完了。
Botに「OpenClawクン」という名前を付けてエージェントとしての仕事を始めてもらった。

一通り動き出したところで、モデルをOpenRouterの「~deepseek/deepseek-v4-flash-latest」(常に最新版を追従するエイリアス)に切り替えたい、とOpenClawクンに頼んだら一悶着あった。
「変更完了!」と自信満々に報告してきたのに、実際には「~」(チルダ)が欠落した状態で保存されていて、モデルが見つからないというエラーが出続けた。自分で自分の脳みそを取り外してしまったというか、魂が抜けてしまった。

チャットから設定を変更することができず、SSH接続をして設定ファイルを元に戻してやらないといけないんだけど、ちょうど外出中だったもので、家に帰るまでの数時間はOpenClawクンは魂を失ってしまっていた。No ghost in the shellといったところか。

一通りのセットアップやトラブルシューティングを全部含めて、今日1日の実測コストは$0.16弱(約25円)だった。払えない金額ではない。

おわりに

というわけで、GLM 5.3の値段が気になっただけの夜が、いつの間にかVPSにAIエージェントを住まわせる夜になっていた。Botには「OpenClawクン」という名前と🌀という絵文字がついた。
まだ何をどこまで任せるかは手探りだけど、今夜は無事にVPSの中で動いている。