AIエージェントHermesを使い始めた

OpenClawから乗り換えたAIエージェント「Hermes」。スキルとして自己改善する特徴と、カレンダー登録・タスク管理・通勤前の通知といった実際の使い方を紹介。

AIエージェントHermesを使い始めた
Photo by hesam Link / Unsplash

画像は「agent」で出てきた画像です。スパイ?

Hermes Agent — The Agent That Grows With You
Hermes Agent — a standalone terminal app and a native application for macOS, Windows, and Linux. Install it and start a conversation with the agent that grows with you.
使い込むほど成長するAIエージェント「Hermes Agent」をWindowsで実際に使ってみた、インストールからウェブ検索・ブラウザ操作まで
Nous Researchが開発する「Hermes Agent」は、実際にAIモデルを作成する中で具体的にどういう機能がAIエージェントに求められているのか?という視点から、単なるチャットではなく「ターミナルでの操作」を前提に開発されており、ウェブ検索・ブラウザ操作・ファイル操作など複数のツールを組み合わせながらタスクを進められるオープンソースのAIエージェントです。さらに、複雑な作業で得た手順を「スキル」として保存して次回以降に再利用するなど、使えば使うほど自動的に作業方法を学習していく仕組みも備えています。今回はWindows 11搭載PCにHermes Agentをインストールし、ウェブ検索やブラウザ操作を実際に試してみます。
気づいたらOpenClawをVPSに突っ込んでいた
気づいたらOpenClawを自宅VPSにインストールしていた。Botに「OpenClawクン」と名付けて動かしたら、設定を自分で壊して魂を失うという事件が起きた。1日の実測コストは$0.16弱。

少し前、VPSにOpenClawをインストールしたのだけど、なかなか有用な使い方にたどり着けないなと思っていた。あと、意外と使っていないときでもたまにLLMのトークンを消費する。
そんな折りにGIGAZINEで紹介されていた「Hermes」を試してみることにした。

OpenClawとHermesの違い

HermesのWebUI。かっこいいね。

Hermesは自己改善を得意としている。OpenClawを使ってみて「うまくできない作業は延々と失敗し続ける」という印象を受けたのだけど、Hermesは自動的に試行錯誤をして、解決策を「スキル」として記憶しておいてくれる機能に強みがある。

なにかの作業を指示したときに、OpenClawだと失敗した後にもう一度同じことをしようとして、ムダにトークンを消費。また、同じ作業を頼んだら失敗…ということがある。
Hermesを使っていると「失敗したから違うやり方が無いか検索→うまくいったらそれを保存しておいて、次は新しい手順でやってくれる」という、より人間的というか仕事ができる人のようなアプローチをしてくれる。

設定をコマンドライン上から編集することもできるんだけど、WebUIからも変更できたりするので初心者でも扱いやすい。

あと、単純にトークンの消費量の違いがある。設定次第なんだけど、OpenClawだと一定時間ごとにHeartbeatという機能の定期実行があり、なにもタスクを割り当てていなくてもLLMのトークンを消費してしまうことがある。これが結構バカにならないんだよね…
Hermesだと設定した分しか定期実行をしないから、ムダに消費をしてしまうことが避けられる。

Hermesでやっていること

「別にプログラマでもない一般人が、AIエージェントを使ってなにをしているのか?」という部分だけど、今のところ大きく分けて3つの用途で使っている。

Googleカレンダーへの予定の登録

OpenClawの時も似たようなことはやっていたのだけど、「気になる情報などをDiscordに投げてカレンダーに登録してもらう」という使い方だ。

『ピクロスS CLIMAX』シリーズ全9作品から厳選された1020問を収録。Switch2/Switchで12月10日発売。タッチスクリーンやマウス操作に対応 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
Nintendo Switch 2、Nintendo Switch用ソフト『ピクロスS CLIMAX』が2026年12月10日に発売。『ピクロスS』シリーズ全9作品から厳選された1020問が収録されるほか、タッチスクリーンとJoy-Con 2のマウス操作に対応、ボタン操作での最大4人プレイが可能となっている。

たとえばこの記事の内容を全選択してチャット上にコピペ。指示として「カレンダーに登録しておいて」と入力しておけば、数秒後にはカレンダーへの登録が完了している。この記事の場合は「ピクロスS CLIMAX」の発売日を読み取って予定を作成、ちょっとした詳細もカレンダーに記録してくれる。

Googleカレンダーの連携は、Google CloudプロジェクトからOAuthクライアントを作成すればできるので、それこそAIの指示に従っていればなんとかできるはず…

TickTickへのタスク登録

これはカレンダーとかなり似ている。数時間後にやらなくてはいけないタスクが発生したとして、チャットに「16時に報告書提出」と入れておけば、TickTickへタスクが追加される。
便利な使い方として、Discordを開いて音声入力で内容をしゃべれば良いということに気が付いた。これまでの音声入力だと、息継ぎのタイミングとか余計な音を拾ってしまったりしていたけど、LLMが勝手にいる部分と要らない部分を切り分けてくれるのだ。

TickTickは公式でMCPサーバーを作ってくれているので、わりと簡単に連携ができるんじゃないかなと思う。

出勤前の電車の運行状態と天気の確認

仕事の予定はGoogleカレンダーにすべて登録しているのだけど、2時間ほど前に電車の運行状況とついでに周辺の天気を調べて、チャットを送ってもらうようにしている。
正直GoogleカレンダーやTickTickへの登録って、普通のAIチャットでも物によっては対応している。だけど自律的に予定を読みこんで通知を送ってもらうのは、PCを点けっぱなしにしておく必要があったりする。これはVPSにインストールしたことによるメリットと言えるんじゃないかな。

これに関しても「Hermesに出勤前に電車の状況を伝えてほしいなー」みたいな部分から自動で作ってくれたスキルである。

次はなにをしてもらおうか

そんなわけでHermesの紹介でした。次はなにをしてもらうのが良いんですかね。だいぶ夢は広がるよね。