ポケットカメラ風アプリ、Flashbackがめちゃくちゃいいぞ
1998年発売のゲームボーイ用周辺機器「ポケットカメラ」の雰囲気をそのままアプリにしたFlashback。3500分の1の解像度が生む不思議な懐かしさ。
その昔、ゲームボーイに「ポケットカメラ」という周辺機器があった。Wikipediaを参照してみると、どうやら1998年のことらしい。約30年前か…
ゲームボーイのカセットとして差し込むのだけど、カートリッジの上の部分にギョロッとしたカメラが付いており、それで写真が撮れるという代物だ。
当時デジタルカメラというものは登場していたけれど、ガラケーに写真撮影用のカメラが搭載されたのが2000年だ。
ポケットカメラを「気軽に持ち歩けるカメラ」と考えると、時代を先取りしすぎていた、20世紀末を飾ったガジェットと言っても言いすぎではないだろう。
カメラはモノクロで、解像度は112×128ピクセル。14336画素である。1万4000画素、14キロピクセルと表現できよう。現在僕が使っているNothing Phone (3)は5000万画素での撮影に対応している。50メガピクセルだ。
ポケットカメラの解像度は、現代のスマートフォンカメラのおよそ3500分の1だ。
そんなポケットカメラをリスペクトして再現したアプリが「Flashback」である。

AndroidとiOSで利用可能なこのアプリ、5000万画素時代にポケットカメラを蘇らせるというものになっている。
KodakのCHARMERAが話題になっていたりする今日この頃、レトロカメラという「撮影の不便さ」を楽しむ機運が高まっているのを感じる。富士フイルムの「X half」もそういう文脈だよね。
撮影してみよう

はい、適当に以前水族館で買ったメンダコのマスコットを撮影してみたんだけど…この質感。懐かしすぎる。テンション上がるー!
ちなみにこれを懐かしいと思うのはアラサー以上ですよ。
動画撮影も行けます。これ、fpsを落としてみたら、もうちょっとリアル感出るのかな。そもそもポケットカメラには動画モードがなかったので、リアルもなにもないんだけど…


ポケットカメラはモノクロのみだったのだけど、Flashbackアプリではカラーフィルターであったり、カラー撮影モードが搭載されている。
僕のイチオシは緑がかった「nostalgia」かな。ゲームボーイライトの画面を思い出しませんか…?調べてみたらこれも1998年の発売だった。ゲームの画面にバックライトが入ってるのって、当時は革命的だったんですよ…
数日試してみただけでも、結構楽しいじゃないですか。
この解像度だとよっぽどでない限りは「画像に個人を特定されてしまう情報」が載らないから、あんまり考えずにSNSに掲載しても大丈夫だし…
平成レトロだなあ
ひとしきり懐かしい思い出に浸ったんだけど、「これって平成レトロじゃん」と思い至ってしまった。自分が過ごした子供時代が完全にレトロの領域に入ってしまった。
Flashbackアプリは、ポケットカメラにアダプターをかませてスマホと接続をしての撮影もできるらしい。さすがにポケットカメラを自分ではもう所持していないはずなので、この機能を使うことは叶わないけれど、ポケットカメラを大事に取ってあるぞと言う方は試してみてください。
