一生ヒゲと付き合っていくのだろうか

現在働いている職場では、年に一度大きめの連休を取得できる制度があるため、まさかのこのタイミングで連休を取ってみた。
連休取得の期限ギリギリまで引っ張れば、このコロナ禍も少しは落ち着くのではないかという淡い期待を持っていたのだけど、それも限界だったので、この緊急事態制限の最中に本当になにもしない数日間を過ごした。

どこにも外出しないから、ヒゲを剃るのも面倒くさいな…と思って、無精ヒゲを伸ばし放題にしていたのだけど、まあよく伸びること。連休の後半は日常を過ごしていて少し不快に感じるレベルまで伸びた。
しかしまあ、これがなんとも貧相というか、どうしようもなく弱っちいのである。なんだろう、生えている位置がいけないのだろうか。それとも密度の問題なのだろうか。まさに小汚いという表現がしっくりくるヒゲなのである。

街ゆく人を眺めていると、ヒゲをたくわえている人というのは少なからず見かける。でもここまで弱っちいヒゲをぶら下げている人は見たことがない。より小汚いヒゲの人は結構いるけど。
もしかしたら、今雄々しいヒゲを蓄えているあの人も、伸ばす段階ではしばらくの間は残念なヒゲを周囲にさらしていたのやもしれない。
そう考えると、ヒゲを伸ばすぞ!という決心は本当に重大なものなのだと思う。尊敬である。

高校生、大学生くらいの頃からヒゲを剃ってきたと思うので、もう10年ほどヒゲを剃ってきた計算になるのだけど、本当に永久脱毛でもしてやろうかと思う。
今のところイスラム圏に引っ越す予定もないし、ヒゲを伸ばしてちょいワルオヤジ…という柄でもない。
調べてみたところ、10万円くらいかかって、5,6回通う必要があって、しかも毛根が復活することもあるらしい。げに恐ろしきヒゲのしぶとさ。たぶん多くの男が悩み続けているだろうに、それでもそんな面倒くさい対処法しか編み出されていないとは。おとなしく剃ろうか…

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