初めてのトークライブ「名称未設定イベント」に行ってきた

ここ1ヶ月、基本的に家と仕事場の往復を繰り返しているので、さすがによろしくないなと思い、渋谷のLOFT9で行われているトークイベントに始めて参加してきた。その名も「名称未設定イベント」である。
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blog.tadanemuinda.com

前にこのブログで紹介した「名称未設定ファイル」という小説、その作者品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さん、そしてワクサカソウヘイさんによるトークイベントが「名称未設定イベント」である。

イベント開催地である渋谷LOFT9は道玄坂にある。おそらく全国的に有名なホテル街だ。過去に一度だけ冷やかしで見に行ったことはあるけど、それ以外に近付く用事があまりない土地だ。周りにはべったりくっついてるカップルだらけだ。

仕事の関係で開場時間から30分ほど遅れて入場。席に着いたのがちょうど企画の切れ目だったのでスムーズにイベントに入り込めた。

波乱のハイパークリエイティブタイム

始まったのはイベントで唯一写真を撮って、ネットにシェアしてもいいコーナー「ハイパークリエイティブタイム」である。品田遊曰く「インスタ映えを意識したコーナー」だ。

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クリエイターは、インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルを繰り返すことで、それぞれのステップで成長することができる…というスライド。たしかにこういう図、Facebookで見たことある。

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続いて『これからの時代を「勝つ」ためにはマネージメントするチカラがカギとなる』というスライド。これもFacebookで同じようなことを書いている人を見たことがある。

しかし、ここでアクシデントが発生。品田遊さん、このスライドを表示させながら飲み物をこぼし、自分のパソコンを浸水させるという波乱を呼んだのだ。スライドがズレているのもその影響。ゲストのワクサカさんも大慌てである。

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LOFT9のスタッフさんも慌てて救援に向かう。

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次のスライドを表示させても、やっぱりおかしなことに。というかワクサカさんもお片付けに参加する羽目に。

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本当はこういうスライドでした。品田遊は「50」を達成しました。

ちなみにこのあと、完全にブルーなスクリーンが映し出されるなど、パソコンはかなりヤバめの状態に。コネクタくらいは壊れてると思う。
そんなドタバタで時間が押したり、LOFT9のパソコンを借りたりと、申し訳なさからステージ上でどんどん小さくなっていった品田遊を僕らは忘れない。

LOFT9のパソコンを借りてスライドを復活して以降は、徐々に元の大きさに戻っていった品田遊さん。これ以降も様々なコンテンツで楽しませてくれた。「白菜がおもしろいフェーズになっている」「居酒屋にいる気さくなおじさんは楽しいけれど、おもしろくはない」などの名言を生み出しつつ、小学館の編集さんにお説教をもらってまた小さくなっていく…そんな盛りだくさんの3時間でありました。

最後に即席サイン会で終了。
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廻間と名乗ろうかと思ったのだけど、漢字を説明するのが大変そうだったので本名でサインをもらいました。
サイン会とかって「なにを話そう…」と思って、最終的に上手くしゃべれないですよね。うん。

かなり意外だったのが、会場に女性が多かったこと。しかもいわゆる「インスタ映え」とかを意識しててもおかしくなさそうな人が結構多かった。
でもみんな「ハイパークリエイティブタイム」で笑ってたし、もしかしたら裏ではインスタに疲れてる人達だったんだろうか。

仕事の終わりにかなりの強行軍で参加したイベントだったのだけど、それを上回る楽しいイベントだった。またやってほしいなあ。
ちなみに僕は「傍観者」である品田遊が大好きです。

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