マヨネーズがおいしく思えた瞬間

僕の中でマヨネーズの地位はそんなに高くない。サラダにはだいたいゴマドレッシングをかけている。
そんな僕に、マヨネーズなかなかいけるじゃん!と思う瞬間が訪れた。訪れてしまった。

フタの色には意味があったのか

買い物から帰ってきた親が「間違ったマヨネーズを買ってきた」とぼやいていた。
いつもは白いフタのマヨネーズなんだけど、テーブルの上にあるのは赤いフタ。
どうやら白いフタは「カロリーハーフ」で赤いフタはいわゆる普通のマヨネーズ。

このマヨネーズがおいしいのである。普段はカロリーハーフのマヨネーズしか食べてこなかったのだけど、そこに普通のマヨネーズが入ってきたのである。黒船来航みたいなものだ。
カロリーを求めるのは人間の性。
生き物というのは血糖値を上げる方向にはいろいろな仕組みを持っているけど、血糖値を下げる方向の手段は少ないのと同じだ。生き物としてカロリーを求めてしまうのだ。

はるか昔に香取慎吾が慎吾ママというキャラクターになり、「マヨチュッチュ」なんていってマヨネーズを直に吸っていたことを思い出す。
その気持ちが若干わからなくもないのだ。これは重症だ。

かくして僕の中でのマヨネーズの地位は最近急上昇している。とはいえそんなに使っているわけではない。まだ自制が効いている。
しかし唐揚げが食卓に出てくると「マヨネーズをかけるとおいしいって誰かが言ってたな…」と頭の中で声がする。
このマヨネーズはカロリーハーフの2倍のカロリーがあるのだ。危ない。危なすぎる…

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